こんばんは。
ここ数日のブログを見返してみて、ニュースによって自分の考えも移ろいつつあり、一旦は考えをまとめてみる必要があると感じました。
戦後の安定期において、木材需要が高まり、天然林(または二次林などのそれらに類する森林)が伐採され、代わりにスギやヒノキなどが植林されるようになる。
化石燃料、特に石油製品が多く流通するようになり、それまでの重要な燃料であった薪や木炭などが不要になり、里山の雑木林が放置されてくる。
高度経済成長の過程で、70年代以降木材輸入規制が弱まり、急速に海外の安い輸入木材が入ってきて、国内林業の採算がとれなくなる。植林されたスギやヒノキなどが放置され、森林が荒れてくる。
また、樹木の寄生虫が変容したり、あるいは温暖化などにより、樹木被害が広がりつつある(代表例:カシノナガキクイムシ・ヤシオオオサゾウム)
特にカシノナガキクイムシ(カシナガ)は、ブナ科の植物をターゲットにしていることから、カシナガの発生によりドングリの出来に影響を及ぼす可能性がある。
ここ数年クマが里に下りてきて、作物被害や人的被害を引き起こしている。
といった感じでしょうか。
これらの状況に関して一部の人からは、スギやヒノキが放置された結果、花粉によるアレルギーが多くの人に広がっていることなどもあり、スギやヒノキをすべて伐採し、ブナ科の植物を一気に植林すべきだ、という過激な意見も出ているようです。
スギなどを大規模に植林していた時代は、まさかこのような結果を生むとは、誰も想像できなかった訳ですから、今ある植物の分布を大きく塗り替えるような行為は、同じことを繰り返す可能性もあります。なので、全体の影響を考え、少しずつ研究して森林を手入れすることが必要なのではと思います。