2014年に広島東洋カープに在籍していたバリントン選手を描きました。
MLBから2011年にカープに入団、1年目に30試合に先発し13勝をあげ、投球回は200イニングを超えて先発投手の柱として活躍しました。2〜3年目も170イニング以上を投げてイニングイーターぶりを発揮します。
投球は、140km/h台前半のストレートがコーナーにコントロールよく決まり、スライダーで空振りを取るスタイルで多くの打者を翻弄してきました。
NPBでの最終年となった2015年、オリックス・バファローズ在籍時も5勝をマーク、完封勝利もあげる活躍でしたが、怪我もあってこの年限りで退団となってしまいました。
高齢ではあったものの、1年でも長く活躍が見たかったバリントン選手。現在はMLBミルウォーキー・ブルワーズでスカウトを勤めているそうで、現役時代の制球力さながら鋭い観察眼で新たな選手を発掘してほしいですね。