ただの野球好き

ただの野球好き

プロ野球12球団のファンクラブ全部に入会し、週末にはあちらこちらの球場に出没しています。観戦だけではなく、その周辺にある『モノ』にも興味津々です。
最近は観戦した試合で気になった選手などのイラストを描いています。

くふうハヤテベンチャーズ静岡の福田秀平選手を描きました。

2006年の高校生ドラフト1位で福岡ソフトバンクホークスに入団した福田選手は、4年目の2010年に一軍初出場、主に代走や守備固めで出場を重ねました。2011年は先発出場が増え、97試合に出場し、22盗塁をマークしました。その後は一軍と二軍を行き来することが多く、なかなか出場機会に恵まれませんでしたが、2015年からは先発出場の機会が増えて2019年には80試合で9本塁打と打撃でも存在感を出すようになっていきました。

2020年はFAで千葉ロッテマリーンズに移籍、1年目は62試合に出場したものの、死球による怪我などが重なり、以降はなかなか好成績を収めることができませんでした。

2024年になり、ファームの新球団、ベンチャーズに入団、再起をかけた活躍が期待されましたが、8月1日に引退を発表、現役を退くことになりました。

ガッツあるプレーが印象的だった福田選手、体を休めて次へのステップが幸あることを願っています。

CPBL台鋼ホークスの呉念庭選手を描きました。

呉念庭選手はNPB2015年ドラフト7位で埼玉西武ライオンズに入団、1年目に43試合に出場し、ドラフト下位指名ながら多くの試合に出場します。2年目以降は、15試合、8試合、0試合となり、出場機会が減少していましたが、2020年は新型コロナで調整が難しい中でも51試合に出場すると、2021年には規定打席に到達、130試合出場、10本塁打を打つ活躍でした。2022年も94試合で5本塁打を打ちましたが、打率が.227に留まり、2023年は41試合と出場機会が減っていました。

2024年は本人の意向で出身地である台湾でのプレーを望み、6月28日のCPBLのドラフトに臨むことになりました。台鋼ホークスからドラフト1位(全体2位)で指名され、翌日に入団しました。息つく暇もなく、さっそく7月1日の試合に代打で出場、初打席で初安打をライト前に打ち、絶好のアピールとなりました。

移籍してから1ヶ月が経ち、徐々に打撃が向上してきた呉念庭選手、このまま勢いに乗ってさらなる活躍を期待しています。がんばれ!

2023年まで東北楽天ゴールデンイーグルスに在籍していた松井裕樹選手を描きました。

2013年ドラフト1位でイーグルスに入団、桐光学園高2年時の夏の甲子園大会では1試合22奪三振というとてつもない記録を残しての入団となり大きな注目を浴びました。

2014年は主にスターターとして1年目から活躍をみせ、2年目からはクローザーとして3度のセーブ王、236セーブをあげ大活躍します。不調の年もあったりしましたが、10年間で501試合、先述の通り236セーブで試合を締めくくる役割を存分に果たしてきました。

2024年からはMLBサンディエゴ・パドレスに移籍、ここではセットアッパーとして多くの試合に登板し、こちらでもチームを勝利に導く活躍を見せています。

名球会資格の250セーブも間近に迫っている松井選手、これからも活躍を願っています。

千葉ロッテマリーンズの上田希由翔選手を描きました。

明治大から2023年ドラフト1位でマリーンズに入団。勝負強い打撃を買われての入団となった上田選手、二軍では.300を超える打率、37試合出場で23打点と点を稼げる打者として早くも頭角を表しています。

7月2日に古傷の再発で登録抹消、6月16日の中日ドラゴンズ戦ではお立ち台にも上がり、これからという時でしたが無念の離脱となりました。

1年目から打撃で存在感を出している上田選手、これからマリーンズの打撃を支える選手として活躍していってほしいですね。

中日ドラゴンズの梅野雄吾選手を描きました。

2016年ドラフト3位で東京ヤクルトスワローズに入団、1年目の2017年は先発で2試合に登板、適性を確認するような登板でした。なかなかいい結果に恵まれませんでしたが、2年目以降は主に中継ぎ投手として2019年に69試合に登板、高い奪三振率(10.24)でチームを支えました。その後も中継ぎ登板が多かった梅野選手ですが、2023年は5試合に登板したのみで、その年の現役ドラフトでドラゴンズに移籍しました。

2024年は18試合に登板、登録抹消もあったりしますが、中継ぎで投げまくる姿が見られたらいいですね。

読売ジャイアンツの丸佳浩選手を描きました。

2009年ドラフト3位で広島東洋カープに入団、高校時代は投手でしたが、カープでは野手として1年の2010年から一軍で14試合に出場します。2年目には早くも131試合に出場、規定打席に到達してレギュラーへと突き進みます。その後はカープの2016-2018年の3年連続優勝に貢献。特に2018年は打率.306、39本塁打、97打点でMVPにも輝きました。

翌2019年にジャイアンツにFA移籍、その後も不動のレギュラーとして活躍を続けています。

昨年の不調を脱し、今年は好調をキープしている丸選手、これからも活躍を期待しています。

横浜DeNAベイスターズの伊藤光選手を描きました。

伊藤選手は2007年ドラフト3位で明徳義塾高からオリックス・バファローズに入団、強肩、俊足の捕手で、ガッチリとした体格のイメージとは違ったタイプの捕手です。4年目の2011年頃から頭角を表し、チームが2位となった2014年には137試合に出場、レギュラー捕手となります。

2018年途中にベイスターズにトレードで移籍すると、毎年40〜80試合に出場し、経験豊富なベテラン捕手として存在感は年々大きくなってきています。

2023年8月には1000試合出場も果たし、チームに欠かせない戦力となっている伊藤選手、息の長い活躍でこれからも光るプレーを見せてくれたら嬉しいですね。

埼玉西武ライオンズの源田壮亮選手が守備時に行っているしぐさ、「ふ〜」を描きました。

以前にもこのしぐさのことを書きましたが、試合観戦で気になるしぐさの一つでもあります。

源田選手の安定した守備は送球のコントロールの良さもあると思うのですが、その安定感を支えているのがロジンからの「ふ〜」ではないかとさえ思っています。

2024年、チームが不調でなかなか勝利を掴むことができない状況で見せたヘッドスライディングは、きっとチームメイトの心に響いたと思っています。

東京ヤクルトスワローズの長岡秀樹選手を描きました。

2019年ドラフト5位でスワローズに入団、将来のレギュラー遊撃手として期待されての入団でした。3年目の2022年から頭角を表し、その2022年には遊撃手でゴールデングラブも獲得しています。

守備面で動きの良さが目立ち、身体能力を活かした深い位置からの送球が目を見張ります。個人的には合間に行うロジンを掌に付ける仕草が好きですが、長岡選手が送球を大切にしている思いが伝わってくるようです。

2024年は打撃も好調で、スワローズのレギュラー遊撃手として全試合に出場している長岡選手、これからも長く活躍してくれることを願っています。

オリックス・バファローズの頓宮裕真選手を描きました。

2018年亜細亜大学からドラフト2位でバファローズに入団、1年目から一軍の試合に28試合出場しました。2年目、3年目も一軍の試合に出場しますが、良い結果をだすことはできていませんでした。

4年目の2022年は81試合に出場して11本塁打を打ち頭角を表すと、2023年は113試合に出場し打率.307で首位打者のタイトルを獲得しました。本人が一番縁遠いと語っていた首位打者のタイトル獲得は、確かに本塁打で打点を稼ぐスタイルで活躍すると思っていたので、意外に感じたファンも多かったかもしれません。

2024年は調子が上がらず苦しんでいる印象ですが、チャンスで打点を稼ぐ姿が印象に残っており、残りのシーズンも勝負強い打撃で活躍してほしいですね。