ただの野球好き

ただの野球好き

プロ野球12球団のファンクラブ全部に入会し、週末にはあちらこちらの球場に出没しています。観戦だけではなく、その周辺にある『モノ』にも興味津々です。
最近は観戦した試合で気になった選手などのイラストを描いています。

埼玉西武ライオンズの村田怜音選手を描きました。

2023年ドラフト6位でライオンズから指名を受けた村田選手は、高校時代に開花した長打力を武器に、本塁打を期待されての入団でした。

1年目の2024年は二軍で結果を残すと一軍に昇格したものの、ファウルボールを追いかけた際に靭帯損傷の大ケガでを負い、戦線離脱となってしまいます。その影響で一軍は4試合出場でしたが、初安打も打ちました。

2年目の2025年は出場試合を25試合に伸ばし、85打席で2本塁打を打ちました。まだまだ荒削りではありますが、遠くへ飛ばす能力が素晴らしい選手です。

守備は主に一塁手での出場が多いですが、長身を生かした〝伸び〟がいいですね。

来年はさらに出場機会が伸びそうな村田選手、打撃も守備も〝伸び〟で飛躍してほしいです。

埼玉西武ライオンズのウィンゲンター選手を描きました。

ウィンゲンター選手は2024年にライオンズに移籍、160km/hにせまる剛球を武器にセットアッパーの期待を受けての入団でした。

200cmを超える長身で、なおかつ長い手足を使った豪快な投球フォームが特徴、球種はストレートとスライダーのほぼ2種類を使い分けます。ストレートは最速で161km/hに達し、高い奪三振率も魅力です。

2026年も引き続きライオンズでプレーするウィンゲンター選手、三振を奪った際の雄叫びが多く見られるといいですね。

北海道日本ハムファイターズの今川優馬選手を描きました。

今川選手は2020年ドラフト6位でファイターズから指名を受け、俊足巧打の選手として入団しました。

ガッツあふれるプレーから「執念」のニックネームでも知られる今川選手、1年目の2021年から一軍で13試合出場、足がかりを掴むと、2022年は94試合で10本塁打を打ち、打力をアピールします。しかし、2023年28試合、2024年6試合と出場機会が減少してしまいます。

2025年も出場は18試合でしたが、2本塁打を打ち、インパクトのある活躍を見せてくれました。

「執念先輩」のガッツをこれからもたくさんみられたら嬉しいですね。

北海道日本ハムファイターズの宮西尚生選手を描きました。

2025年9月23日に900試合に登板した鉄腕・宮西選手は2007年大学・社会人ドラフト3巡目でファイターズから指名を受け、貴重な左のサイドスロー投手としての入団しました。

1年目の2008年から50試合に登板、防御率4.37の成績を残し、以降2021年まで14年連続で50試合以上に登板する鉄腕ぶりを発揮します。その間には2016年、2018年、2019年に最優秀中継ぎ投手(最多ホールド)を獲得するなど、中継ぎ投手としてファイターズに欠かせない戦力となっています。

2022年以降はケガと戦いながらの登板が続いていますが、40歳を超えてもなお変わらない投球術でこれからも投げまくってほしいです。

読売ジャイアンツのトレイ・キャベッジ選手を描きました。

2025年にジャイアンツに入団したキャベッジ選手は、2023年にMLBのロサンゼルス・エンゼルスの3Aで打率.306、30本塁打、32盗塁でトリプルスリーを達成し、その実績を買われての入団でした。

キャベッジ選手は豪快なフルスイングが特長で、三振が多いものの、方向を選ばずスタンドに運ぶパワーが魅力で、積極的な走塁もよく見られます。

2025年は123試合出場で、打率.267、17本塁打、51打点で岡本和真が不在の中、4番を任され、本塁打と打点はチームトップでした。

チームはCSで残念な結果に終わりましたが、報道では残留する方向で話し合いが進んでいることから、来年もジャイアンツで活躍が見られそうです。来年はさらにチームに貢献する打撃が見られたらいいですね。

2025年9月30日に日米通算200勝を達成した読売ジャイアンツの田中将大選手を描きました。

高校時代、斎藤佑樹選手と死闘を演じ、たぐい稀なる能力を見せた田中選手は、2006年高校生ドラフト1巡目で東北楽天ゴールデンイーグルスに入団しました。

野村克也監督のもと、1年目から11勝をあげる活躍で新人王を獲得、プロの一線でもその能力を如何なく発揮します。

3年目からはMLBを含め11年連続2ケタ勝利をあげる活躍で、エースと呼ぶにふさわしい投球を見せてくれました。特に2013年は24勝負けなしで勝率1.000という滅多に見られない記録も残します。

MLBではニューヨーク・ヤンキースに所属、7年間で78勝をマークしました。最終年の2020年はコロナでの短縮リーグだったこともあり、それを考えると、常に一線で活躍していたことがわかります。

2021年からはふたたびNPBのイーグルスに復帰、以前のような剛速球ではないものの、コーナーに投げ分ける投球が光っています。

2024年は0勝に終わり、200勝達成はイバラの道となりましたが、これからも活躍を期待したいです。

福岡ソフトバンクホークスのダウンズ選手を描きました。

ダウンズ選手は2024年7月にホークスが獲得を発表、本塁打は多くないものの、ロングヒットを期待できる打撃と、積極的な走塁を武器として入団しました。

2024年公式戦では7試合の出場に留まりましたが、最終盤で先頭打者本塁打を打つなど存在感を発揮し、クライマックスシリーズでも7打数3安打と活躍しました。

2025年は50試合で4本塁打を打ち、栗原陵矢選手が欠場した三塁手として出場しましたが、8月23日を最後に一軍では出場していません。

ダウンズ選手は身体能力の高い動きが特長で、大きいあたりは少ないものの、野手の間を抜く鋭い打球が見られます。

現在は二軍での出場が続いていますが、昨年クライマックスシリーズで見せた活躍を今年も見ることができたらいいですね。

福岡ソフトバンクホークスの柳町達選手を描きました。

2019年ドラフト5位でホークスに指名を受けた柳町選手は、東京六大学野球で通算113安打を打った広角に打ち分けるバットコントロールと、強肩を活かした外野守備を期待され入団しました。

1年目の2020年から一軍で12試合に出場、二軍でも58試合に出場して打率.295と能力の高さを見せ、2年目は一軍で20試合、二軍で95試合に出場、打率.294で飛躍のきっかけを掴むと、3年目の2022年、一軍で107試合に出場して打率.277、4年目は116試合に出場、打率.257と、2年連続で100試合以上に出場してチームに欠かせない戦力となっていきます。

5年目の2024年は73試合出場と100試合を切ってしまいますが、自己最多の4本塁打で打力をアピール、チームのリーグ優勝にも貢献しました。

2025年はチーム最多の129試合に出場、序盤不調だったチームにあって1試合5打点など活躍もあり、打率ランキングは2位(.293)と今年も欠かせない戦力になっています。

柳町選手は前述の通りバットコンロールが素晴らしく、左右に打ち分ける能力で打球は野手の間を抜ける鋭さを持っています。

チームは序盤の不調を乗り越えてリーグ優勝、CS、日本シリーズを勝ち抜く戦力として残り試合も頑張って欲しいです。

広島東洋カープの羽月隆太郎選手を描きました。

2018年ドラフト7位でカープに入団した羽月選手。俊足巧打を期待されての入団でした。

1年目の2019年は主にウエスタン・リーグでの出場が多く、打率.300、26盗塁を記録しました。一軍でも17試合に出場しています。

2020-2022年はウエスタン・リーグで合計53盗塁をマークして俊足をアピール、一軍への足がかりを掴むと2023年は一軍で14盗塁(50試合53打席)、2024年は12盗塁(53試合25打席)で〝足〟を存分に発揮します。

2025年は出場数を伸ばして72試合、17盗塁は流石の一言です。また、近年は珍しいグリップ部分が長い円柱になっているいわゆるこけしバットを使用しているのもいいなと思います。

俊足を活かした打撃でレギュラーを掴んで欲しいなと思っています。

広島東洋カープのファビアン選手を描きました。

2025年からカープに入団したファビアン選手は、空振りの少ないコンタクト力と本塁打も狙える長打力の期待を受け、27歳という年齢も魅力の選手として入団しました。

オープン戦では好成績が出ないまま開幕を迎えますが、すぐに日本の野球にアジャストし始め、一時は打率.320を超える打力でコンタクト力を遺憾なく発揮していきます。6月には月間MVPも獲得、カープの打線に欠かせない選手になりました。

ファビアン選手のスイングはボールを上から叩きつけるように振り始め、ボールが当たるところではアッパースイングですくい上げるように打ち、鋭い打球となっていきます。

9月23日現在、137試合に出場して17本塁打とパワーも見せるファビアン選手、カープの中心打者として長く活躍してほしいですね。