「最新情報」にとびつく日本人！

昨日行われました
日本トレーニング指導者協会JATI
第10回総会・研修会

「トレーニング指導の過去・現在、そして未来」
　　～JATI設立10周年に会ったって～
長谷川裕新理事長（龍谷大学教授）の基調講演

トレーニングの歴史と変遷を、
お話し頂きました。

最新のエクササイズ・プログラムの源流は、
数十年前、それ以上に、
さかのぼる事ができ、

科学的研究が進むにつれて、

「これをやれば必ずこうなる！」

「この目的には、これが最も良い！」

誰にでも当てはまる
正しいトレーニングというのは存在しない！

という事が明確になっています。

改善すべき運動機能の特性
効果的な指導を行うための原則
を理解し、

自身の創意工夫で、
最も適切なトレーニング指導
ができるように！

という願いがこめられていた講演でした。

また、海外のトレーニング専門家からは、
日本人は流行に流されやすい
と見られているそうです。

確かに、

最新
〇〇トレーニング！

とかあれば、とびつきがちです。

知ることは必要ですが、

本質的なトレーニングの基礎を
理解していなければ、
役に立ちません！

客観的な測定データによる
検証がなされていないとか、

見た目の面白さのみ
っていうのもあったりします。

これらをどう使うのか、役立てるための工夫は、
やはり基礎を知っていなければなりません！

基本的な
腕立て伏せやスクワットなどを

本当に、

正しく、

適切に、

指導できていますか？

スクワットの指導が、まともにできない人に、
最新〇〇トレーニング
の指導を受けたいですか？

腕立て伏せが、適切に指導できない人に、
これがトレーニングの最新情報！
教えてもらいたいですか？

そして、信用できますか？

何事もまずは、基礎・基本！
「ベーシック！」

学べば学ぶほど、
ベーシックにたどり着きます。

四国の人がよく言う
「都会との地域格差！」
ベーシックには
そんなものありません！

もう一度、初心に帰って、
ベーシック・トレーニングを
勉強してみてはどうでしょうか？

プロの指導者の方も多く、
お越し下さっております。

学びたい方も大歓迎です！