円、一段安=3年半ぶり95円台〔NY外為〕(7日正午) | OVERNIGHT SUCCESS

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時事通信 3月8日(金)3時0分配信

 【ニューヨーク時事】7日のニューヨーク外国為替市場の円相場は、米国の雇用回復期待などを背景に一段安となり、2009年8月下旬以来3年半ぶりに1ドル=95円台に下落した。正午現在は94円90銭~95円00銭と、前日午後5時(94円01~11銭)比89銭の円安・ドル高。
 円は朝方から、日銀の「無期限緩和」実施の前倒しに対する思惑などを背景に弱含みで推移した。その後、米国の週間新規失業保険申請件数が予想を下回ったことなどから雇用拡大と景気回復への期待が広がり、長期金利が上昇。これを受け円売り・ドル買いの勢いが強まった。
 ユーロは、ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁が定例理事会後の会見で楽観的なユーロ圏の景気見通しを示したことなどを材料に上昇。同時刻現在は1ユーロ=1.3095~3105ドル(前日午後5時は1.2962~2972ドル)、対円では同124円35~45銭(同121円95銭~122円05銭)。(了)