ケンブリッジ大学の面接の様子です。
コロナ前の面接は基本イギリスの大学で行われていましたが、海外にいる生徒のためにオンラインでの面接も選択肢としてありました。
コロナ禍では、全てオンラインに変わりました。
そして、今年からカレッジによって全面的オンラインと一部オンラインに分かれる対応になりました。息子はSt John‘s を選んだため、このカレッジの方針に沿ってオンライン面接になりました。
面接の構成は、
17:00 インターネット接続の確認
17:30 −55 面接 (純粋数学)
18 : 10− 35 面接 (応用数学)
1セッションの面接には2人の先生がついています。
実際にやってみた感想は、
「ケンブリッジ大学の模範面接に出ていたような簡単な質問は一つもなかった!これみた生徒は騙された気分だと思う。」
とはいえ、最初の質問はヒントがなくても答えられるようなものでした。しかし、ヒントがなくて答えられると分かった途端、いきなり難度を上げてきた。ヒントをもらって回答すると、次の分野に。徐々に難易度を増す質問が繰り出される。
そして、最後の応用数学にあたっては、???初めて見る問題。こんな問題が数学に出るんだ‼️という問題だったそうです。
模擬面接をコンサル会社で受けた時、「模擬面接ではやらなかったけど、実際の面接ではどんどん難易度が増すから気をつけてね」と先生に言われたそうですが、まさにその通りだったそうです。
それで、面接はどうだったか?と私が最後に聞くと。
「初めて見た問題を解くのって楽しいね。面接官とのやりとりもとっても刺激的だった。面白かったよ。」
「しかし、パーソナルステートメントに書いた話は全く聞かれなかった。最初に聞かれた質問は大学でどんな数学をやりたいかだったね。」
数学部は数学だけできることしか選考の対象にならない、エッセイの出来は不問は本当だったみたいです。