いよいよ15日より「フルオープン」となったベイエリア。一年以上続いた様々な規制も撤廃され、大きく変化する暮らしの様子をまとめました。ベイスポでは引き続き、皆様からの投稿も募集中。メール（info@bayspo.com）にてお待ちしております！
＃１ サンマテオ カウンティーフェア
6月5日から13日まで開催されたサンマテオのカウンティーフェア。乗り物やゲーム、コンサートなどが催され、最後の週末はチケットが売り切れとなるほど多くの人で賑わった。なお同イベントでは会場でワクチン接種した人へ入場料無料などの特典を用意しており、約1200名が接種を行ったという。
＃２ 6月15日から「フルオープン」
CA州は15日よりCOVID-19パンデミックによって制定していたほぼ全ての規制を撤廃し、「フルオープン」した。これによりティア制が終了、収容人数制限やソーシャルディスタンスの確保、マスク着用義務（ワクチン’完了者’のみ、一部を除く）などが解除となった。なお、スポーツ観戦に関してはA’sは29日より、ジャイアンツは25日よりフルキャパシティーでの観客動員を予定している。
＃３ 引き続きマスク着用が求められる5つのシチュエーション
ワクチン"完了"者は15日以降、ほとんどの状況でマスク着用を求められなくなるが、例外があるので注意したい。CA州公衆衛生局によるとワクチン接種有無によらず、以下の状況では引き続きマスク着用が必要となる。①飛行機、電車、バスなどの公共交通機関利用時（駅も含む）②幼稚園から12年生までの学校およびチャイルドケア③病院や介護施設④刑務所⑤ホームレスシェルター。なお、ワクチンを接種していない場合は、屋内外問わずマスク着用が求められる。
＃４ ワクチン接種率、SFは80％
ロンドンブリードSF市長は11日、米国の主要都市で初めて、サンフランシスコの対象者80％がCOVID-19ワクチンを少なくとも1回接種したと発表した。また、市民の約70％が接種を"完了"しており、65歳以上の90％が少なくとも1回の接種を終えているという。サンマテオ郡は対象の約84％以上が少なくとも1回の接種を終えるなど、高い接種率となっている。
＃５ 今年の独立記念日は花火が復活！
例年恒例だったサンフランシスコの独立記念日の打ち上げ花火が、2年ぶりに復活する。例年は夕暮れ時にピア39の北側とアクアティック・パーク周辺から打ち上げられるが、今年に関しての詳細は未発表。
＃６ 7月4日はUber乗車が無料に⁉︎
GJEL事故弁護士事務所がユニークなキャンペーンを発表。7月4日は、Uber、リフトなどのシェアライドやタクシー代を15ドルを上限に払い戻すという。これは飲酒運転禁止を啓蒙するもので、21歳以上、7月4日の午後5時から翌午前11時までの乗車代を請求できるという。片道1回分まで、7月10日まで請求可能。RSVP on Eventbrite
＃７ ゴールデンゲート・ブリッジ通行料3万人以上に過剰請求の恐れ
ゴールデンゲート・ブリッジのFasTrakセンサーに不具合があり、この2カ月で約3万2000人が約3倍もの通行料を請求されている恐れがあることが、利用者のクレームから明らかになった。当局によると、センサーはすでに修理され、今後4〜6週間以内に自動で口座へ返金されるという。直近で橋を利用した人は、FasTrak請求書の確認を！
＃８ USオープンに続きLPGAが開催
「全米女子オープンの興奮冷めやらぬ中、お隣にあるLMGCへ2週連続で女子プロの大会、LPGA観戦へ。2大会が連続で同じ地域で開催されることは滅多に無く地元ゴルファーにとっては嬉しい限り。観戦チケットもLMGCのメンバーだけが1名ずつゲストを招待できるというレア物。今回予選通過出来なかった山口すす夏選手、実は今回キャディーをしているお父さんと個人的に繋がりがあって応援していたのだが残念！ まだ20歳だからこれからも頑張ってほしい！」（写真提供：ミルブレー在住、西浦さん）
＃９ 日本帰国 CA州は「強制隔離」地域から除外
日本政府は11日、変異株流行国・地域の指定を変更し、カリフォルニア州の指定を解除するとした。これにより6月14日午前0時以降にCA州から日本へ入国した場合、検疫所長の指定する場所での待機、入国後3日目の検査は求められなくなった。ただし入国後14日間の自己隔離は引き続き必要となる。
＃１０ 小児科医の吉田先生がリタイア
ベイエリアで40年以上にわたり、日本人小児科医として地域の医療を支えていた吉田隆先生が引退されることに。90歳を過ぎてもなお現役を続け、多くの家族に頼りにされてきた同先生。ベイスポでも長きにわたり連載を続けてくださいました。引退を際して感謝のお花を贈呈しました。