今週はベイエリアでも終戦やお盆など日本を感じる行事やイベントが行われました。
3月から続く活動制限も早まる5カ月。日々変化、進化するベイエリアのローカルニュースをお届けします！
＃１ 戦後75周年 総領事がセレモニーに出席
広島長崎の原爆投下から75周年を迎えるにあたり、前田在サンフランシスコ日本国総領事が6日、フレズノで行われたセレモニーに出席した。同セレモニーでは被爆クスノキから育てた若木の植樹式が行われた。写真提供：在サンフランシスコ日本国総領事館
＃２ #Be Counted
2020年国勢調査の回答期限は9月末に。すでに回答したことを示すソーシャルメディア運動の一環として「＃BeCounted」のハッシュタグをつけた投稿が盛り上がっている。回答済みの方はぜひ投稿して、10年に一度のムーブメントに乗ってみては？
＃３ オークランドNew Busターミナル誕生
長らく工事が続いていたイーストオークランドの新しいバスターミナルが9日、オープンした。新しく始まったACトランジット高速バスシステム「Tempo」では現在、サンレアンドロBARTから20thオークランドまでの約10マイルを走り、サンフランシスコでも2路線が予定されている。写真は読者投稿（オークランド在住、Kさん）
＃４サンタクララ郡 710万ドル教育へ支援
本格的な学校再開を前にサンタクララ郡は10日、家庭でのデジタル格差を是正するために約710万ドルを拠出する予定だと発表した。郡は学区と協力し、1万5000人の低所得家庭の学生にオンライン学習が可能になるデジタル機器を提供する他、AT&Tと協業して無料のWifiなどのインフラ整備も行うとしている。
＃５ アラメダ郡裁判所 きれいになる
デモ抗議によって多くのペイントや落書き被害にあっていたアラメダ郡裁判所は、約20万ドルを投じて修繕された。「裁判所が落書きだらけだと雰囲気として治安も悪くなる印象があるので、きれいになってよかった。でもいつまで持つのやらという気もします。」とは、住民の感想。写真は読者投稿（オークランド在住、Tさん）
＃６ アイコニックなアウトドア“バブル”登場
サンフランシスコの有名寿司店「Hashiri」では、アウトドアダイニングを楽しむアイコニックな“バブル”シートが登場した。ミントプラザに誕生した専用席では、会席料理のコースや、おまかせ握りを楽しむことができる。利用は事前に要予約。写真提供：Hashiri Restaurant
＃７ カリフォルニア出身の日系人、コリン・モリカワがPGA優勝
PGAツアーのメジャー第1戦、第102回全米プロゴルフ選手権（2020 PGA Championship）は9日、サンフランシスコのTPCハーディングパークで最終日が行われ、カリフォルニア出身でUCバークレー校卒の23歳、コリン・モリカワが通算13アンダーで自身初のメジャー制覇した。
＃８ SF日本町で七夕イベント
サンフランシスコ日本町では、6日よりピースプラザにて七夕を祝うイベントが行われ、訪れた人々は願い事を書いた短冊や、不老長寿を願う折り鶴を持参し広場に吊るした。週末には合計1,100名もの人が訪れ、一刻も早いパンデミックの収束に思いを馳せた。写真提供:JCCCNC
＃９ 動物園、週末は完売
事前チケット予約制にてリオープンしたサンフランシスコ、オークランド両動物園は、週末は完売、平日も多くの人が訪れ盛況となっている。パンデミックによる閉園が続いたことにより財政危機が懸念されていたが、再開とともに訪れた多くの来園者や集まった寄付によって当面の運営が可能になっている。過ごしやすいベイエリアの夏、屋外で安全に動物と触れ合える動物園は、子どもはもちろん大人も楽しめる貴重な癒しスポットかもしれない。
＃１０ 日系人アーティスト、ルース・アサワ氏米国切手デザインに
USPSは、日系アメリカ人アーティストで、サンフランシスコ芸術学校創設に尽力したことでも知られるルース・アサワ氏の作品をフォーエバースタンプに採用すると発表した。フォーエバースタンプとは、同じ重さの郵便物であれば購入後の配送料価格に変動があっても差額を気にせず使える切手のこと。同氏の切手はファーストクラス郵便1ozの切手として発行される。