2025.07.21 バンテリン
横浜DeNA 1 - 0 中日

ベイスターズは東が中5日で先発。
中日はルーキー左腕の金丸。
前半戦を締めくくる試合は互いに好投手を立てての対戦となりました。
試合は予想通りの投手戦。
朝起きた時に「あ、今日は状態が良さそうだ」と感じたと言う東は、その感覚通り、抜群の制球力と切れ味の鋭い変化球で中日は打線を押さえ込んでいきました。
対する金丸は150キロのストレートを右打者の膝元に決めるなど、惚れ惚れするような球道を連発。
これに対して、ベイスターズは速いカウントから仕掛けをしていきますが、なかなか捉えきれない状況。

それでも東は試合をコントロール。
嫌な雰囲気の残った攻撃のあとも、淡々とアウトを取って流れを渡しませんでした。
終盤、7回、8回は立て続けにピンチを背負いますが、それでも粘りきるのが東のスタイル。
この日は序盤から中盤にかけて球数少なく来ていたので、ここぞの出力も十分に出せた模様。
低めのボールゾーンで空振りを奪っていき、ランナーの生還を許しません。
味方が取った虎の子の1点を守りきり、最後は伊勢が締めてゲームセット。
東が2桁勝利を決めて前半戦を終えました。

ところで、
何度もチャンスをつくるものの、得点出来ない嫌な展開が続いた攻撃面。
この試合で唯一の得点シーンとなった6回の攻撃も、先頭の蝦名が2ベースで出塁も、1アウト3塁の場面で牧の内野ゴロの間に本塁投入した蝦名がタッチアウト。
チャンスを逸して意気消沈というところでした。
ただ、そこから宮﨑が四球を取ると、6番フォードがこの日3本目となるヒット、これがタイムリーとなり、うっかり得点が入ってしまいました。


中日バッテリーがフォードに打たれた3本のヒットは全て変化球。
おそらくこの打席も外角スライダーで空振を取りたかったんだと思いますが、少し中に入りましたかね。
フォードは泳ぎながらもバットを合わせていきまさた。

この中日3連戦から一軍合流したフォード。
2戦目の最終打席でヒットを出し、この日は3安打、そして貴重な勝利打点。

フォードが戦力になることは確認できました。
打撃に期待の持てる選手が1人打線に加わると周囲の打者の反応も変わりますね。
相乗効果を期待したい。

ちなみに、打順は渡しは6番が良いと思ってます。
何だかんだ、ランナーが溜まることが多いのはクリーンアップなので。

2025.07.20 バンテリンドーム

横浜DeNA 5 - 3 中日

 

9回に2点差を追いつき、延長で勝ち越した逆転勝利。

でも、勝因は7回に突き放された後に、リリーバーが必死に0点に抑えたこと。

 

 

大貫が丹念なピッチングで6回を1失点にまとめたゲーム。

 

そして1-1の同点で迎えた7回、マウンドに上がった中川が制球に苦しみ、一死満塁から田中に投じたフォークボール。ストライクを取りにいったその一球をコンタクトされ、センター前への2点タイムリー。

この瞬間、「中日の勝利」「ベイスターズ4位転落」「中日が3位浮上」──そんな絵図がはっきりと浮かびました。

しかし。

野球とは本当に分からない。

 

昨日から通して、試合の主導権はずっと中日にあったように見えたこのカード。

それでもこのあと、ベイスターズが不思議な同点劇、そして逆転劇へとつながっていくのです。

その前に──。

2点を奪われたうえ、なお続くピンチ。
1アウトランナー1,2塁、打者は3番・上林。

ここでマウンドに上がったのは、左腕の坂本。

敗色濃厚の空気が漂う中、「まだ終わらせない」と言わんばかりの登板。ここで追加点を許さないことが、唯一の希望につながる条件でした。

坂本は、そのミッションを見事に完遂してくれました。

なかなか状態が上がらなかった彼は、ブルペン唯一の左腕。
でも、この日の坂本には何かが宿っていた。

まず、上林を初球でセカンドゴロに仕留めて1アウト1,3塁。
続く打者は、相手の4番・細川。

この場面で坂本は角度のあるストレートを魅せてくれました。

膝元へ、ズバズバと突き刺さる真っすぐ。まさに坂本本来の、力強くて美しい球道。

最後は空振り三振。坂本はグラブを力強く叩き、ベンチへ戻りました。

 

そして迎えた9回表。スコアは1-3。

相手のクローザー・清水が登板。

先頭・宮﨑が放った打球は、ピッチャー横をコロコロと転がる内野安打。

ここから空気が変わります。

続くフォードが3-1のバッティングカウントからライト前へヒット。
戸柱がきっちり送りバントを決めて2,3塁。

ここで京田が放ったレフトへの打球を、相手レフトが前進しながら捕球を試みるも…後逸。

2人のランナーが生還し、土壇場で同点。

清水の調子が本来のものではありませんでしたがが、加えてどこかから不思議な風が吹いてきたのか──とにかく、試合が振り出しに戻った瞬間でした。

 

とはいえ、宮城がリリーフのバトンを受け取った9回裏。

中日もノーアウト1,2塁とサヨナラのチャンス。

しかし、田中のバント失敗で流れが止まり、勝負は延長へ。

 

10回、ベイスターズは牧のヒットからチャンスを作り、送りバントでランナー進塁。

そして二死満塁で打席に立った蝦名。

センター前への2点タイムリー!

ついに、ついに逆転。

 

最後は伊勢が無失点で締め、敗北寸前だった試合は、見事な逆転勝利に。

坂本が繋ぎ、颯、宮城、そして伊勢と、ベイスターズブルペン陣が粘りに粘って流れを引き寄せてくれました。

終盤、確実に風はベイスターズに吹いていた。

野球って、本当に恐ろしくて、そして面白いスポーツだ。

この試合をきっかけに、ぜひここから、浮上していきたいところです。

 

2025.07.19 バンテリンドーム

横浜DeNA 2 - 7 中日

 

先発にジャクソンを立てた一戦。

結果は、5人の投手をつぎ込んで14安打7失点で完敗。

 

そう、まさに完敗でした。

 

相手先発マラーに抑え込まれていた中で、5回表に相手のミスも絡めて2得点。

ところが、今日のジャクソンはどうも中日打線にコンタクトされるケースが多く、特に5番のボスラーには2安打されている中で、この5回にも変化球を拾われて痛恨の同点タイムリー。

そこで無念の降板となりました。

 

さて、投手陣はその後、中川虎、石田裕太郎、若松、松本と繋ぎますが、失点がつかなかったのは回の途中でジャクソンの救援に入った中川だけ。

石田が2点、若松が2点、松本が1点と次々と点を吐き出して試合をワンサイドにしてしまいました。

入江、ウィックと立て続けに離脱。

そんな中でやや実力が追い付かない投手を昇格させ、今日のようにビハインドゲームではこういう継投になることは仕方がありませんが、もう少し獣のようなギラギラしたところを見せてもらいたかったです。

 

総じて、配球が「逃げ」のように感じました。

ジャクソンも今日は変化球が普段よりも多く、追い込んでからはチェンジアップやスライダーでかわそうとしている節が見て取れました。

その後、継投した投手も変化球が多かったでしょうか。

中日打線に、その変化球をことごとくさばかれていましたね。

相手打線の状態も良いんだと思いますが、内角ストレートの要求を見た記憶がありません。

明日はストレートを突っ込む配球を組織として考えてもらいたい。

 

そして、小言をもう一つ。

林の走塁。

5回表、一死1,2塁のチャンスで、マラーの肩口から入ってくるカーブを力強くとらえると打球は広いバンテリンのライトフェンスを直撃。

パワフルなところを見せてのタイムリー二塁打でした。

その後、9番のジャクソンがショートへのゴロを放って、3塁ランナーが還って2点目が入るのですが・・・・

この時の林の走塁ですね。

ジャクソンの打球はある程度バウンドして、前進守備のサードの頭を越えていきました。

三遊間深いところでショートが捕球するのですが、林は塁間のちょうど真ん中あたりで静止、ショートの捕球を見届けていました。

で、捕球と同時に三塁へむかい、タッチアウト。

おそらく、想定していないシチュエーションに脳がフリーズしてしまったんだと思います。

ここは、もはや塁間の半分まで来ていて、ショートが下がって捕球を試みようとしているのだったら、林は三塁へ突っ込むべき。

おそらく高い確率でセーフを取れたと思います。

ショートの捕球を見届けるのであれば、もっとセカンド近くまで戻ってから見届けるべきでした。

ここで無駄なアウトを一つ上げてしまったので、更なる得点チャンスを逸したことになります。

マラーに合っていた桑原の打席で一死、塁のところが、二死1塁ですから雲泥の差ですね。

 

この場面で更に3点目が入っていれば、試合の結果はかなり変わったものになったでしょう。

 

野球とはそういうもの。



あ、ちなみに、牧の余裕の送球がセーフになった件はもはや問題外ですね。


 

しかし、中日は強い。

相手の集中力も凄い。

ベイスターズは今、完全に蛇に睨まれたカエルのようです。

 

明日は、こちらが挑戦者で、獣のように、猛り狂ったような気合を期待します。

 

2025.07.017 マツダ

横浜DeNA 1 - 1 広島


6回途中、降雨コールドゲーム。

最後のイニングとなった6回裏は、先頭の野間をヒットで出塁させ、送りバントで二塁へ進塁された直後の降雨コールドでした。


こちらはケイを立てて挑んだゲームということで、できればベストコンディションで戦い、このとのろ勝利がつかないケイにか今日こそ勝利を、という一戦でしたが、あいにくの雨。

途中、3度の中断があり、その合計時間が2時間21分にも登り、一部スタンドのファンからは決断を求める声が上がるほどでした。

ケイも長い中断を求められながら、集中を切らさず5イニングを1失点。

流石にこれ以上引っ張るのはケイのコンディションに毒と判断したでしょうか。

妥当な判断だったと思います。

ケイは5回を投げて打たれたヒットは内野安打を含める2本だけ。

そのうちの1本がモンテロのソロホームラン。

失点はこの1点だけなので、悔いが残ると言えば残りますね。

高めに浮いた失投でした。

しかし、ケイのピッチングは安定そのもの。

次回登板に向けて、調整を進めてほしいです。


6回からは森原が登板。

一軍復帰で最初の登板となり、先頭にヒットを許す苦しい展開。

雨でコールとなり、事なき終えました。

入江、ウィックと離脱するなか、状態上向きと聞いている森原の復帰はチームにとっては期待値は高いです。


オールスター前の最後の3連戦はバンテリン。

相手はぐんぐんとチーム状態を上げている中日。

大事な3連戦となりそうです。



2025.07.16 マツダ

横浜DeNA 3 - 4 広島


勝てる試合を勝てない、

敗け試合かと思ったら大逆転、

野球とはそんなものではあります。


でも、強いチームは勝てる試合を高い確率で勝ちきる、これが出来るチーム。

逆に言えば、勝てない試合を無理して勝つ必要がないと言えます。


この日の試合は、私の目には「勝てる試合」に見えました。


初回に1点を先制、相手にリードされると、割りとチャンスが転がり込んでくる、いわゆる「流れ」がありましたが、ここぞの場面で決めきれずに敗退したと言えるでしょう。


2点を追う7回、一死2,3塁のチャンスで、宮崎の内野ゴロで1点。

その後に桑原が四球で満塁とするも蝦名がセカンドゴロで追加点なし。


1点を追う最終回も一死2,3塁の逆転のチャンスで宮﨑が浅いセンターフライ、桑原は四球で蝦名がセカンドゴロ、ゲームセット。


どうも、宮﨑と蝦名が目立ってしまいました。

蝦名はここまで見ていて、勝負を決めるような打席でどのような打席内容を送れば良いのか、自身でプランニンク出来ていないので、ここはベンチがはっきりと対応方法を伝えたほうが良いですね。

これは蝦名に限ったことではなく、その時の選手の嗅覚とセンスに任せる対応では中途半端になりがち。

選手が余計なことを考えずに一点集中出来るような策を授けるべきと考えます。


この辺りが強いチームと弱いチームの差になってくるのかもしれません。



ウィックが上半身コンディション不良で登録抹消。

ブルペン陣が厳しい状況。


ただ、この日はやはり先発のバウアーが勝ちきれない最大の要因を作りました。




初回に犯した暴投はストレートのすっぽ抜け。

およそ一流投手が犯すミスとは思えないものでした。

制球も出来ず、ストレートは棒球、どうやらモーションも広島には完全に盗まれている模様。

本人は「何を変えれば良いのか?」とコメントしているようですが、何かを変えるという発想では無いと思いますし、変えるのであればマインドの部分かと思います。

勝てないのであれば、小園を始めとした若手投手に登板経験を積ませたいところ。

彼が何をしに日本へ、横浜へ来てくれたのか。

そこの部分を突き詰めて答えを見つけてくれることを願います。