2025.07.31 横浜スタジアム

横浜DeNA 14 - 1 ヤクルト

平良の制球、切れ、伸び

初回、平良が先頭の岩田に簡単にヒットを許した時には昨夜までの暗雲が払われていないのかと落胆しましたが、そこからは低めにボールを集め、左打者の村上に対してインコースのスライダーで空振三振に仕留めてピンチ脱出。

2回からも制球、切れ、伸びと申し分なく6回を投げて99球、4安打無失点で役割を果たしました。

6回表の二死一塁で迎えた村上に対しては、最後は低めのストレートで空振三振に。

村上がしばらくバッターボックスから動かずに不満を顔に出していた通り、膝元の低めのギリギリのコースと高さでしたが、地を這うように伸びあがぅて来た見事な球筋に、村上がまったく反応出来ずに手が出なかったと見れる、平良史上最高のストレートだったと思います(逆球でしたが)。

夏本番を迎えるこのタイミングでの復帰。

優勝が遠く霞む中でも、私としては、みっともなあいくらい、勝利にこだわり、高い順位を目指してもらいたい。

平良にはそのための強力なピースとなってほしい。


大勝の要素

結果として打線が21安打14点をとっての大勝。

私は初回の攻撃で、京田がヒットで出塁した後、佐野がファールで粘っている時に思ったことがありました。

それは「ことレベルのピッチャーを打てないようではダメだ」と。

この日先発だった中村優斗投手は大卒ルーキー。

この日が4回目の先発で、ここまでに既に1勝しています。

ただ、この日は状態が良くなかったか、全てのボールが腰の高さから上。

佐野はタイミングを崩されてもバットには当てられる範囲。

10球目をレフトへ綺麗に流し打ちをして一死2,3塁のチャンスとしました。

流石にストライクは取りづらいだろうと思っていると、4番の牧に2ボール。

3球目はあまりにあからさまなど真ん中に入ってくるスライダーで、牧はなんなくスイングをしてレフトスタンドへの先制3ランとしました。

結局、中村は6安打5失点でマウンドを降りました。

前回登板では好投していながら頭部死球による退場があったとのこと。

メンタルの部分でも要因があったかもしれません。

ただ、初回、一死から京田がセンター前ヒットで出塁しましたが、このヒットがなければ崩せていなかったかもしれません。

セットになってから、あからさまに甘いボールが増えました。

一人のランナーの出塁で大きく戦局が変わるのが野球。

それは、このところの連敗中でも痛感させられることも多かったはず。

最初の一人、こじ開ける者、そしてその事で相手に変化がないか、観察と状況判断、強いチームのそれを身に付けていきたいです。


しかし、この大勝の中で、ある程度のリードを奪ってからはプレッシャーなく自分のスイングが出来たことはプラスになったかもしれません。


次は好投手にして、天敵である巨人の山﨑。

ベストスイングで、こじ開けていけるか、注目します。


2025.07.30 横浜スタジアム

横浜DeNA 1 - 2 ヤクルト

ツバメ旋風に巻き込まれて為す術なく

 

ヤクルトはこの日の勝利で8連勝。

この横浜スタジアムの試合から復帰となった主砲の村上を中心に打線は更に上積みされ、前半戦に徹底的に勝っていたヤクルトスワローズとはイメージがガラリと変わりました。

 

プロ野球は春に開幕し、想定通りの戦いが出来るチームなんてのは滅多にありません。

チームは戦いながら調整とカスタマイズを繰り返し、いち早くその年の戦い方を見出していく必要があります。

ヤクルトの場合は戦力が戻ってきたという側面はあるものの、最下位にあえぐ中で若手を中心とした土台の強化は出来ていたと言えるでしょう。

今年のベイスターズは、優勝に向けて調整やカスタマイズは出来ていたのでしょうか。

いや、これは、三浦監督以下現場だけではなく、球団と現場の間の関係性も含めてのことです。

新しいスキーム構築を進める球団と現場の間で、うまくいかない事象が発生しているのではないかと思います。

昨年はうまくいっていたはずなのに・・・・。

 

打低のチームと認識しなくてはならない

 

 

4番に座る牧が打てない。

私はこれを不振とはとらえていません。

これが実力です。

今年のセリーグの打撃成績においては、現在のところ規定打席到達者に3割打者はいません。

7月30日時点で1位は近本の.289です。

両リーグ含めて傾向としては足の速い左者が打率の上位に来ていることに照らすと、現在のベイスターズの戦力に対してはマッチしていません。

投手レベルが上がり、使用しているボールにも変化があるとすると、野球が変わってきているということをチームの分析に加えていかなくてはなりません。

また、近年では、投手はアウトローでなく、内角を突く投手が増えています。

私はベイスターズ打線はここにアジャスト出来ていないのではないかと考えています。

 

変化です。

どこの世界も変化が求められ、そこにアジャスト出来ないと滅びていきます。

 

チームは大量のデータを分析し、組織的にそれを活用する仕組みをスタンダードにしようとしています。

その意味では野球を開拓しようとする意欲は素晴らしい。

そこに現場がついてきているか。

昨年は割とマッチしていたように見えましたし、今年は更にそれが醸成する事を期待しました。

 

取り組みはいつでも上り調子というわけにはいきません。

現在、課題となっている部分が分かっているのであれば、迅速に徹底駅に改善して強いチームを目指してもらいたい。

 

優勝?この窮状ではそんなものもはや要りません。

強いチームを目指しましょう。

阪神や巨人がベイスターズとは戦いたくないと思うような。

 

2025.07.29 横浜スタジアム

横浜DeNA 1 - 5 ヤクルト

東で敗けた

甲子園で連敗スタートとなった後半戦。

横浜に戻ってリスタートとしたいところでした、満を持して投入した東が珍しくクオリティースタートに失敗。

打線も元気なく、なす術無く敗退。


オーダーは和製とし、京田、神里を下位打線に組み込んでリフレッシュを試みるも、得点は1点のみ。

ヒットを数は7安打で先発野手でヒットが無かったのは牧のみでしたが、牽制でさされる等もあり、動きが少ない、寒いゲームとなりました。


東を立てて敗けるというのは、今のチームにとって緊急事態。

ヤクルトに主砲の村上が戻り、その結果打線全体に活気がでてきた様子。

やはり、強力な軸が出来ると、その回りへのマークが薄くなったり、あるいは過度に警戒し過ぎたり、球数が多くなったりと、、、効果は多方面に及びます。

ベイスターズは昨年は首位打者を取ったオースティンが4番にいましたが、そこが今年はここまで全く無機能なのですから、全体的な迫力は落ちるのは当たり前。

やり方を変えなくてはならないのてますが、主だった取り組みも見えてきません。

そして、オースティンどうのでなく、全体的に打撃能力が落ちているのも確かだと思います。


私は組織的な攻撃云々と述べることが多かったですが、そもそも基本的能力が備わっていない中ではどうすることも出来ないのでしょう。


フォード、ビシエドを獲得、下では筒香、オースティンが出場し始めています。


しかし、今子のチームに欲しいのはとびきりの瞬発力。

私は、梶原、井上、森敬斗に最後の期待を寄せます。

新しいベイスターズを!



24日(木)、25日(金)の2日間、出張で大阪に滞在し、仕事を終えて気持ちよく向かえた26日(土)は高校野球神奈川県大会の準決勝が2試合あり、夜はプロ野球の後半戦がスタートすると共に、ファームでは藤波とビシエドが出るという、野球の情報量が多い土曜日でした。

昼間の高校野球は熱戦に次ぐ熱戦で一日中テレビの前を離れられませんでしたが、夜のベイスターズは前の記事の通り。

そして向かえた27日(日)。

昼間は神奈川県大会の決勝。

横浜高校と東海大学相模が全国クラスの見ごたえある試合で雌雄を決しました。

夜はベイスターズ。

ところが、、、

結果は前夜を遥かに凌駕する、あまりに厳しい内容での大敗となりました。


2025.07.27 甲子園

横浜DeNA 1 - 7 阪神


初回、制球の定まらない相手先発の高橋から二死満塁のチャンスを作り、バッターは6番の蝦名。

何とか粘って押し出しを取りたいところでしたが、蝦名がチャンス時によくやる反対方向への内野ゴロで無得点。

初回に球数を投げさせられたことを次の回の攻撃に繋げられたなら、よかったのですが。。。


ベイスターズ先発の石田は低めへストレートとシンカーで先頭の近本を翻弄、抜群の立ち上がりを見せました。

2回の表の攻撃は下位打線、さささっと三者凡退で、相手ピッチャーのリズムを作らせてしまったことは、この後の展開の起点になったでしょうか。


2回裏。

先頭の佐藤に二塁打を打たれるも、ランナー釘付けのまま2アウトまでこぎつけました。

そのまま無失点にしたいところでしたが、坂本に三遊間を見事に破られ失点。

ストレート1本に絞っていたでしょうか。

まんまと点を取られました。


相手に先制された時点で苦しいのがベイスターズではありますが、ここから惨劇の舞台が繰り広げられます。


8番の高寺にゴロでしぶとく1、2塁間を抜かれて1.2塁。

そしてピッチャーの高橋をセカンドゴロに打ち取るも、牧の送球をフォードが捕球できずに失点。

更にトップの近本にもタイムリーを打たれて3点目を失うと、中野に四球を奪われて満塁としたところで、3番の森下をサードへゴロに打ち取るも、正面のゴロを宮﨑が絵に描いたようなトンネルで、2点が追加され、合計5点。


開いた口が、塞がりませんでした。

首位阪神に対してこれでは、到底勝てない。


石田は5失点ではあるものの、自責点は1。

虚しさに笑えてきます。


長期的なプランへ、もう一度考え直すこと

さて、

そもそもを言うと、1点を取られた後の8番高寺の1、2塁間をゴロで抜けたヒットも、正直他チームのセカンドならば追い付けた当たり。

ここが通年で言えるベイスターズのウィークポイントで、ファーストにフォードが入ったことで1、2塁間に転がしてくる相手の戦術も今後は増えてくるでしょう。

打てるセカンドは魅力。

それがホームランバッターであれば尚更。

98年戦士で言えばローズがそれにあたります。

もしもベイスターズが優勝を目指していたならば、牧にはそのクラスの打撃は求められていたことになります。

更にローズには強肩を生かした外国人ならではの6-4-3併殺も魅力でした。

最近では浅村もサードへの移り、ソフトバンク小久保監督も若い頃はセカンドを守りホームラン王を取ったこともありましたが、その後にサードへコンバートされています。


牧は年々体を大きくし、昨年、今年とエラーが目立ちます。

横の動きも厳しくなってきました。


近代野球では、セカンドのポジションに求められるの広大な守備範囲と逆の動きからの強肩、そして二遊間を中心とした緻密な連携プレー。


チーム作りは多種多様。

キャラクターを作るのは素晴らしいことです。


しかし、ベイスターズはそれがうまくいっていません。

もはや、今からどうこうするのは難しいですが、長期的なプランとしてはウィークポイントを今後はどのように対処するか、来年の補強も含めて真剣に考える時かもしれません。


2025.07.26 甲子園

横浜DeNA 0 - 2 阪神

後半戦開始、絶望感の大きな試合

 

 

審判も含めて内野には7人の大人の男達が立っていました。

その丁度真ん中、誰もがただ茫然と眺めているだけのスペースにポトリと小さな白いボールが落ちる。

 

1回の表、2アウトランナーは一塁。

4番の佐藤が打ち上げたマウンド後方への凡フライ。

無失点で無難な立ち上がりをするはずだったケイにとっては悪夢。

我々ファンにしてみれば、絶望だったか。

私は薄ら笑いを浮かべてしまいました。

 

この後、大山にタイムリーヒットを打たれて1点を失います。

その後、ケイは粘投を続け6回を投げて111球を要するも打たれたヒットはたったの3本だけ。

初回の1点に加えて佐藤にソロホームランを打たれただけの2失点にまとめました。

7回、8回は森原と中川虎が無失点で抑えて味方の反撃を待ちますが、何も起こらず。

飛び出した4本のヒットのうち3本が桑原によるものでは、得点には繋がりません。

 

初回の1点だけで敗戦したのでは、あまりにも悔いが大きくなるところでしたので、ホームランを打った佐藤にはもはや感謝すらしてしまうこの試合。

 

後半戦が始まって何か流れを変えたいベイスターズとしては、前半の流れを更に加速させてしまうような、絶望感の大きな試合となりました。

 

ファームの方が気になる日だった

いやしかし、横須賀はフィーバーしてましたね。

藤浪が先発で1イニング。

たったの5球でしたが、とりあえず投げられたというところ。

3番にビシエド。

こちらは3打席凡退でしたが、スイングは強さを感じました。

ややストレートに対して反応が遅れているように見えましたので、感覚がどのくらいで戻ってくるかですね。

派手な補強が続きましたが、この球団の動きに他の選手たちが刺激を受けてくれることを期待します。

また、補強した選手たちの活躍も、もちろん期待します。