2025.08.05 横浜スタジアム

横浜DeNA 5x - 4 広島


各地で40度以上の気温が報告され、群馬県では観測史上最高となる41.8度が観測されたこの日。

甲子園では夕刻の開会式、及び開幕ゲームがナイターになるなど、様々な夏の新様式を垣間見ました。


横浜スタジアムでも、グラウンドで汗を滝のように流し、ベンチに戻っても汗は引かずに滴り落ちる状況。


試合はDeNAバウアー、広島床田の両先発ともにピリッとしない内容となりました。


ベイスターズは1点先制されるも、2回裏にこの日からスタメンに名を連ねたオーステンのバックスクリーン左へのと圧巻のホームランで同点に。

あの角度、あの弾道、あのパワー。。。

我々がよく知っているオーステンが帰ってきたようです。

オーステンはその後の打席でも度々相手投手を震え上がらせる大ファールを放ちました。

仕上げてきた、そう見ていいでしょう。


佐野の一時勝ち越しとなるホームランも見事。

ただ、バウアーがピリッとせず、ホームラン2本で逆転を許しました。


それでも蝦名のソロホームランと、京田の犠牲フライで同点に。


最終回は先頭の佐野がヒットで出塁すると、代走三森が盗塁、宮崎のヒット、オースティン敬遠無死満塁とすると、蝦名がサヨナラ犠牲フライ。

蝦名はその他の打席で二塁打とホームランを放っており、もしも6番で定着するのであれば、適任かと思います。


代打に控えるフォード、ビシエドも面白い。


オースティンが還ってきたら、突然図太くなりました。



2025.08.03 東京ドーム

横浜DeNA 3 - 4x 巨人

 

 

1点ビハインドの9回表に、起死回生となる宮﨑の同点ソロが飛び出し、土壇場で試合を振り出しに。

ところが、9回裏。

伊勢が簡単に2アウトまで取った後、連打を門脇に二塁打で出塁を許した後、代打若林の打球が前進守備のセンターの上を越えていきサヨナラタイムリーに。

アッと今に足元をすくわれる形での敗戦。

勝てる試合だっただけに、痛い星を落としました。

 

それにしても、今日は何度も何度もチャンスを逃し、逆に相手にはココゾのところでしっかり決められた感じです。

 

先発の石田は非常に良かったのです。

降板となった6回裏は、先頭の丸にストレートの四球を出した後、そのランナーを一塁に釘付けのまま2アウトまで取ったのですが、キャベッジに2本目の二塁打を許したところで交代。

代わった颯が岸田に逆転となる2点タイムリーを浴びて、あっという間に試合をひっくり返されました。

この場面、帰るなら、丸に四球を出した後でしたかね。。。

続投させたなら、2,3塁の場面でも続投だったのではないでしょうか。

 

しかし1点を追う形になった終盤の攻撃はチグハグ過ぎてイライラしました。

7回に先頭のビシエドがヒットで出塁するも、代走も出さずに関根が強攻でゲッツー。

8回は大勢から先頭のフォードがライト前ヒットで出塁し、代走梶原を送りますが、檀独スチールを仕掛けて悠々アウト。

9回は、宮﨑の同点弾の後、戸柱が二塁打で出塁し、代走の三森が三盗を成功させるも、ビシエドの内野ゴロでゴロゴーするもアウト。

そこまでは仕方がない部分はありましたが、その後の一塁ランナーの代走石上が盗塁失敗。

 

仕掛けは非常に重要ですが、全てが裏目に出た感じ。

今日は相手捕手の岸田が乗っているというところも含めて戦局を正しく見極められなかったというところでしょうか。

 

結局、打線がボンボン打たないと勝てないチームとなってしまいます。

ただ、センターラインを中心とした守備力は強くはなっていると思いますので、そこは強みとして、とにかく1点を取る野球をしていきましょう。

2025.08.03 東京ドーム

横浜DeNA 7 - 4 巨人

 

移籍して初となるスタメンに6番ファーストで入ったビシエドの左中間へのタイムリー二塁打等で、初回にいきなり3点先取したベイスターズ。

終始試合をリードして勝ちきったベイスターズが難敵グリフィンを退ける形でカード勝ち越しを決めました。

 

ビシエドの1打席目の二塁打は、初球に捉えたもの。

前カードのヤクルト戦から代打で登場していたビシエドは、相手に徹底的に高めを攻められており、どうしても反応が遅れてことごとく空振をしていました。

この日は初スタメンでしたが、基本路線としては巨人バッテリーとしては、高めストレートを起点とする予定だったでしょう。

その初球、おそらくはベンチから指示が出ていたと思いますが、高めストレートを狙っていたスイングでした。

そちて、私が注目したのは第三打席に飛び出した右中間突破の二塁打です。

外角のスライダーに対して、体の軸を崩すことなく遠いところにバットを投げるようにコンタクトする打撃は、最盛期のビシエドそのものでした。

高めと内角に弱点を持つビシエドでしたが、初回に相手のストレートを打ったことで攻め方は一辺倒では通用しないと示せたことは大きかったでしょうか。

 

まあ、それはそうなんですが、

最初の二塁打を打った時のビシエド、嬉しそうでしたね。

本人的には、そうとうプレッシャーがあったんでしょう。

そして、ベイスターズのベンチにいた全員が自分事のように喜んでいました。

チームの貧打を救うために呼ばれ、ろくな調整期間もなく一軍で結果を求められているビシエドのことをみんな心配していたんですね。

良い雰囲気だと思いました。

 

その後、4回に桑原のタイムリー、5回に宮﨑の2ランが飛び出して一時は5点差をつけましたが、6回に2点、7回に1点を返されて2点差に。

それだけに8回に飛び出した桑原のホームランは大きかったですね~。

終盤に入ってやや巨人が押し気味になっていたところでしので、それを断ち切る効果はあったかと思います。

 

最終回に復帰した入江が登板。

6球で3アウトを取ってゲームセット。

ストレートの強さは本来のものでしたが、もう少し低めにズドンっと角度良く決まるのが理想。

フォークボールが高めに抜けていました。

この日は下位打線を相手に力技でねじ伏せましたが、まだまだ調整が必要でしょう。

ただ、本人も言っていた通り、体を休めることが出来てパフォーマンスは上がっていそう。

完全体は近いと思います。

 

打線が好調なのは、チームとして組織的な取り組みが出来ているからだと思います。

これが「チームとしての底力」なのであれば、まだまだ希望を見ることが出来そうです。

2025.08.01 東京ドーム

横浜DeNA 7 - 2 巨人


牧の登録抹消のニュースに激震。

情報がほとんど無く、いったい何があったのかという見えないことへの不安も相まってネットは騒然としました。


急遽梶原が登録され、セカンドには林が、4番にはフォードが入ることで対応。

月も変わり、これから真夏の攻勢をと言う時に、また故障者かと泣きたくなるも、時間は待ってはくれません。


しかし、チームは逆境の中で、「進化」への道標を示してくれました。


山﨑伊織を攻略して逆転勝利


2回表の攻撃でノーアウト満塁のチャンスを無失点で終えた時、「もうこんなチャンスは来ないだろう」と思ったか「よっしゃ今日の山﨑は点取れそうだ」と思ったか。

まあ、前者ですね。

苦手苦手と言われている山﨑に対して、ここで1点も取れないというのは、やっぱりついていない。

そして、そのチャンスを逸した直後の2回裏、桑原の落球やジャクソンの暴投で逆に2点を先制される始末。

昨夜の大勝の雰囲気は消え去ったかにみえました。


ところが、この日の山﨑はどうも普段と違い、どうも制球を乱すことが多い。

ただ、それは単に山﨑はの状態が悪いというだけではなく、明らかにベイスターズ打線のアプローチは違いました。

どのような準備をしていたか分かりませんが、低めのボールをセンター方向へ、ショートの頭の上を超えていくような打球がとにかく多かった。

山﨑が制球を5回途中までで5四死球。

打線はこの5回に一挙6得点を上げて山﨑をマウンドから引きずり降ろしました。


2番京田とセンターライン

このところ2番に入っている京田。

この日のヒットが1本でしたが、その1本が5回の6得点につながりました。

おそらく、今チームで最も状態が良いのではないかと私は見ています。

1番桑原がエラーの悔しさに、空中を飛んでいるようなヘッドスライディングで内野安打を勝ち取った後、山﨑の高目に浮いてきたボールを確実にセンター返ししてチャンス拡大。

この打席のこの結果は大きかった。

京田は送りバントの確実性も高い、いわゆる古典的な2番バッターとしても機能します。

むしろ、ここが主戦場とも言える打順。

ポジションはショートということで、ある意味ベイスターズのウィークポイントを同時に埋められる貴重な選手と見ることも出来ます。


京田がショート、林がセカンドに入ることで、山本、林、京田、桑原という安定感のあるセンターラインも完成。

牧が離脱したことは大きな戦力ダウンではありますが、堅守と俊足の林が違う価値を出せればプラスに転じさせることすら可能です。


2番京田とセンターライン。

8月前半のキーとなる要素です。

2025.07.31 横浜スタジアム

横浜DeNA 14 - 1 ヤクルト

平良の制球、切れ、伸び

初回、平良が先頭の岩田に簡単にヒットを許した時には昨夜までの暗雲が払われていないのかと落胆しましたが、そこからは低めにボールを集め、左打者の村上に対してインコースのスライダーで空振三振に仕留めてピンチ脱出。

2回からも制球、切れ、伸びと申し分なく6回を投げて99球、4安打無失点で役割を果たしました。

6回表の二死一塁で迎えた村上に対しては、最後は低めのストレートで空振三振に。

村上がしばらくバッターボックスから動かずに不満を顔に出していた通り、膝元の低めのギリギリのコースと高さでしたが、地を這うように伸びあがぅて来た見事な球筋に、村上がまったく反応出来ずに手が出なかったと見れる、平良史上最高のストレートだったと思います(逆球でしたが)。

夏本番を迎えるこのタイミングでの復帰。

優勝が遠く霞む中でも、私としては、みっともなあいくらい、勝利にこだわり、高い順位を目指してもらいたい。

平良にはそのための強力なピースとなってほしい。


大勝の要素

結果として打線が21安打14点をとっての大勝。

私は初回の攻撃で、京田がヒットで出塁した後、佐野がファールで粘っている時に思ったことがありました。

それは「ことレベルのピッチャーを打てないようではダメだ」と。

この日先発だった中村優斗投手は大卒ルーキー。

この日が4回目の先発で、ここまでに既に1勝しています。

ただ、この日は状態が良くなかったか、全てのボールが腰の高さから上。

佐野はタイミングを崩されてもバットには当てられる範囲。

10球目をレフトへ綺麗に流し打ちをして一死2,3塁のチャンスとしました。

流石にストライクは取りづらいだろうと思っていると、4番の牧に2ボール。

3球目はあまりにあからさまなど真ん中に入ってくるスライダーで、牧はなんなくスイングをしてレフトスタンドへの先制3ランとしました。

結局、中村は6安打5失点でマウンドを降りました。

前回登板では好投していながら頭部死球による退場があったとのこと。

メンタルの部分でも要因があったかもしれません。

ただ、初回、一死から京田がセンター前ヒットで出塁しましたが、このヒットがなければ崩せていなかったかもしれません。

セットになってから、あからさまに甘いボールが増えました。

一人のランナーの出塁で大きく戦局が変わるのが野球。

それは、このところの連敗中でも痛感させられることも多かったはず。

最初の一人、こじ開ける者、そしてその事で相手に変化がないか、観察と状況判断、強いチームのそれを身に付けていきたいです。


しかし、この大勝の中で、ある程度のリードを奪ってからはプレッシャーなく自分のスイングが出来たことはプラスになったかもしれません。


次は好投手にして、天敵である巨人の山﨑。

ベストスイングで、こじ開けていけるか、注目します。