2025.08.17 バンテリン
横浜DeNA 5 - 4 中日
藤浪が5回1失点で及第点、並みの投手でないことは十分に分かった
藤浪が日本復帰初登板、初先発。
結果は5イニングを投げて5安打1失点。
勝利投手の権利を持ってマウンドを降りましたが、後続が追い付かれて初勝利はならず。
関係者やファンからすると、期待と不安の両面があったこの日の登板は、一定のラインはクリアできていたと見ていいでしょう。
160キロに迫るストレートを投げられるピッチャーはそれだけで価値が高く、ましてや藤浪の高身長から長い腕を利用したゆったりとしたフォームを見ていてもスケールの大きさを感じます。
放送席でも話題になっていましたが、打者の手元でクイっと落ちたり曲がったりする球筋ながら球速表示は155キロを計測していました。
これは打者にとっては堪らないでしょう。
またスプリットの握りで放たれると、落ちる時もあれば、三塁方向へシュートのように曲がっていく時もあり、これで空振が十分取れます。
二回に四球から相手の足を使った攻撃にかき回されて1点を失いましたが、3回以降、スライダーでストライクが取れることがわかると、スライダーでカウントを整え始めました。
なかなか面白いピッチングだったと思います。
それでも、5回までに5安打されて球数が86球は少々多め。
本来はもう1イニングは確実にいけたと思いますが、初登板ということを考えての継投だったと思います。
代わった中川がホームランで同点に追いつかれてしまったのは残念でしたが、並みの投手でないことは十分分かりました。
シーズン終盤、そしてCSを見据えて、形を整えてもらえれば。
ただ、今日、中日サイドが徹底的に左バッターを並べてきました。
試合前のリポートによれば、相手投手を見てのリスクヘッジだったということ。
藤浪が右打者に対して死球を当てる確率が高いことから、CS出場に臨みがある状況でこの日は死球によるケガのリスクを考えて軒並み右打者を外したとのことでした。
ビシエドが一時勝ち越しとなる特大のホームラン
1-0と1点リードの2回表、ビシエドに1号ソロが飛び出しました。
このところ当たりが出始めてきていましたが、この広いバンテリンドームのバックスクリーン寄りの左中間にグイグイ伸びていく痛快で豪快な一発。
これは普通の選手では打てない当たりだなと、ビシエドのパワーに苦笑いさえ出てしまいました。
オースティンと代わる代わるファーストを守っています。
この運用で本人たちが問題なければ、シーズン終了までこの起用方法でいけば良いかと思います。
代打の運用も含めて、効果的だと思います。
試合は延長12回にベイスターズが押し切った
7回裏にバッテリーエラーで2失点し、スコア2-4と逆転されたベイスターズ。
ところが8回表に林の起死回生の2点タイムリーで同点に。
佐野がヒットで出塁、ビシエドのヒットで1,3塁とし、代走三森が盗塁を決めて作った同点機を見事に生かしました。
素晴らしい!!!
素晴らしい!!!
これぞ野球!
更に、延長12回表、一死満塁のチャンスを作るとまたもや林が打席に。
今度はセンターへの犠牲フライで1点をもぎ取り、これが決勝点に。
これまた野球的な得点の仕方で勝負あり。
蝦名も好調、林も好調。
更に途中出場した石上のショートでのプレー、11回裏の三遊間への当たりをダイビングキャッチして、深いところから弾丸送球で一塁アウトにしたプレーなど、惚れ惚れしました。
元気な若手が躍動。
そこに、藤浪やビシエドのような怪物、怪人が本領発揮。
強いチームとして形を作っていってもらいたい。



