2025.08.26 横浜スタジアム
横浜DeNA 2 - 3 阪神
最終回に入江が3点とられて悪夢の逆転敗け。
ケイが7回を0点、勝利投手の権利を持っていたのに、またしても消滅。
本記事では私がポイントと感じた入江のピッチング内容、筒香のソロ2発、そして試合全体のチームとしての進め方について書きます。
入江の被弾
2-0と阪神を完全に抑え込んで迎えた9回表。
入江がマウンドに。
その入江が最初に対峙したバッターは近本でしたが、その時点どこか不安要素はありました。
ストレートの球速は出ていますが、どこか棒球に近く、唸りをあげるようなものではありませんでした。
また、変化球がうまく使えていない。
これは前回登板の巨人戦でも同じことが言えます。
近本を京田の好守で打ち取ったものの、中のは三遊間を破るゴロ。
前の打者の近本も三遊間へのゴロ。
完全にそっち方向に転がそうという打撃でした。
そのことにもっと早く気付いていれば、中野も打ち取ることが出来たかも。。。。
アウトローをバットの先に当て、サードが前よりだったところを突かれました。
その後はストレートで強引にねじ伏せようとしますがアウトを取るのに苦労。
佐藤の犠飛で1点を失うも、何とか二死一塁の状況に。
迎えるは大山。
さて、この大山というバッター。
彼は基本的にストレート決めうちでボールを前で叩いてくるバッター。
変化球が来たらごめんなさいというタイプ。
しかし、ベイスターズはその割りきりに、これまでも苦杯をなめさせられてきました。
変化球が決まらず、ストレートで強引に来ている入江に対しては、もはやストレートしか頭になかったなかったでしょう。
ストレートが外角高めに来たところ、ハッと反応したかのようにバットを衝突させた大山の打球はライトスタンドへ向かって舞い上がりました。
私のイメージでは中へ入ってきたところを思い切り引っ張りこむつもりでいると思っていましたが、外甘のストレートに反応で打ったとすれば、やはり入江のストレートに課題があります。
ほんのわずかに違い。
ストレートに角度が出ていませんね。
変化球、特にフォークボールが落ちなくなっているのも、ほんのわずかなリリースポイントの問題でしょう。
その再現性がこれから入江がもとられていく課題となっていきましょう。
筒香の10号
打率は未だに1割台の筒香に2発。
2本目は打った瞬間に確信するもので、これが今シーズン第10号。
これしきの打率、出場機会も多くないなかで、本塁打が二桁に到達するといのは、やはりホームランバッターの気質でしょうか。
今のチーム状態は全くまとまりがなく、この日のチーム得点も筒香の2本のソロによる2点のみ。
牧が不在な今、残り試合で4番を努めるべきは、私は筒香だと思います。
雑
もっと点が取れたはず。
または、取れなかったとしても、どうにもバタバタとして自らチャンスを逸している感が強い試合でした。
ケイの好投に甘えて実に雑な野球をしてしまったと私は思っています。
ヒットの数は10本、もらった四死球は4つとで、取った点がホームラン2本での2点では計算があいません。
8回裏の攻撃では、先頭の佐野がライト前ヒット。
相手投手の村上が降りた後の攻撃、ここで1点取れば試合は決定的でした。
ところが代走三森が盗塁失敗。
盗塁を仕掛けるのも良く、この盗塁もキャッチャー坂本からの送球がたまたま良いところに行ったことでアウトになったもの。
ただ、これは流れを変えかねないものでした。
残念なのはその後も四球やヒットで更にランナーが溜まったにもかかわらず得点出来なかったことです。
何をやるにしても失敗はつきもの。
8回の攻撃も別に誰かが手を抜いたわけではありません。
しかし、試合全体をみて、「雑」と感じてしまうことは事実。
最終回の攻撃も見事な粘りでした。
が、桑原のヒットでセカンドランナー石上が還れなかったところをみると、「ああ、なんだか嫌な予感」と感じてしまいますよね。
あのイニングで得点しきれなかったのは、試合の道中でメインバッターを余計な代打に使ってしまっていたこともあるかと思います。
ちなみに、最終回に苦しんだ相手投手の石井は右バッターへの制球に苦しんでいました。
三森、神里と左相手だとコントロールしやすかったのかもしれませんね。
野球は最終回だけで決まるものではありません。
全体を通した試合のプランは重要ですね。