女帝の自信①の続きです。
少し前に、愛月先生の動画で、
「会社で怒られてばかり」というお悩みで、
「正義」と「女帝」と「愚者」が出た回があって、とても参考になりました。
動画を埋め込めるようなので貼っておきます。↓
私も自分で占っていて、
「会社や学校で底辺だ」というようなお悩みで、「正義」「審判」「女帝」が出たことがあります。
「正義」マルセイユタロットでは8番・ウエイト版では11番。
そもそも、その底辺という評価自体、
正統なのか?それとも間違っているのか?
一度、客観的に分析してみる必要があります。
正統な注意なら直せるように心がければいいし、揚げ足取りなら相手がおばかさんなので気にしない、という「正義」の観点は大事だと思います。
「審判」だって、自分の役割をちゃんとこなしてるカードなので、自信を持っていいんですよね。
20番「審判」
3番「女帝」だったら、会社でミスしても、
「私、ドジっ子キャラで愛されてる」
とか、
「私が最下位役を引き受けてあげてるからみんながやらなくて済むのよ?感謝してよね」
と思うはず。
営業成績のグラフみたいに、数字ではっきり分かるもので最下位だったとしても、それはそこの支店の中だけかもしれない。
頑張らなくても身内の取り巻きがいい人は縁故で買ってくれたりするので、努力だけじゃないですし。
たまたま自分の担当エリアに大口の顧客がいなかったりとか。
頭いい学校で最下位でも、他に行けば上位になります。
メダルや賞だって、たまたま同じ世代・同じ大会にもっと強いライバルがいなかっただけかもしれません。
人と比べた順位なんて、流動的なものだと思います。
1位と最下位との差なんて
大したことねーんだよ
ゴールすることと
しないことの差に比べりゃ
(小山 宙哉 著 『宇宙兄弟』11巻 101話 より )
100メートル走の一位と最下位の差は、秒単位です。
でも、現役選手でいるか・いないかは、大きな差だと思います。
私も仕事をクビになっちゃったことがありますけれど(^_^;)、本当にその職場に向いてないと戦力外通告を受けちゃうんですよね。
だから、長年選手を続けていること自体がスゴイ。
真面目にやってるし、クビになってない。
それで十分だと思います。
私は仕事に関しては、宮沢賢治の『雨ニモマケズ』が座右の銘でした。
ミンナニデクノボートヨバレ
ホメラレモセズ
クニモサレズソウイウモノニ
ワタシハナリタイ
(宮沢賢治「雨ニモマケズ」 角川文庫『新編 宮沢賢治詩集』中村稔(編) より)
褒められるのは確かにうれしいけれど、
歩合制でなければいくら活躍したって給料は同じだし、早くやったらやったで、「じゃあこれもお願い」と言われるだけです。(^_^;)
こんなこと言ったら向上心が高い人に怒られるかもしれないけど・・・。
でも、私は正直そう思っています。
人の評価を基準にしなければ、「審判」の仕事に優劣はない。
戦力外通告を受けるその日まで、堂々と、自分にできる役割をこなせばいいんじゃないかな、と思います。