今日は、3番・「女帝」について書きます。
最近、仕事のお悩みを占って出たカードです。
自信を無くしてる人ってけっこう多いのかな・・・?と思って。
「女帝」は持ってる人です。お金や物だけじゃなくて能力とか愛にも恵まれた人。
なのに、自分に厳しい人に不思議と多く出るんです。
よく、いじるって言葉があるじゃないですか。
学校でも、いじめっ子側が「いじっただけ」とか言いますよね。
元はお笑い芸人さんが使う言葉だと思うんですけど、少しでも傷つく人や不快な人がいた時点で、「お笑い終了ですよ・・・」って思います。
だいたい、怒らせたり泣かせたりしたら、笑いと180度違います。笑いのセンスは0点ですよね。
例えば、芸人の綾小路きみまろさんは上手です。
種類的にはお客さんいじりとか自虐ネタに近いと思いますが、きみまろさんとシニアのお客様の、酸いも甘いもかみ分けた人生経験や人間力のコラボで成立する、温かな笑いだと思います。
学生時代に、今で言う「陽キャ」を気取っている同級生に、何度もつまんない呼ばわりされたことがあって。
私もいい人なので事を荒立てないようスルーしていましたが、あんまりしつこいのである日、
「よく人につまんないって言う人っているけどさ、ああいうのって言ってる本人が一番つまんないよねー。」と、言ったんです。
その子が陽キャを装っていたいのを知っていたので、面と向かって言わず、わざと複数人いるときに世間話風な言い方をしたんです。
その子は頭のいい子だったので分かったようで、その後言わなくなりました。
自分より下の人を作って、自分の身分を上げようとするのは、卑怯ですよね。
私は昔ちびまる子ちゃんが好きで、原作も買ってたしアニメも見ていましたが、藤木君の卑怯ネタが多くなり始めた頃から見なくなってしまいました。
まるちゃんだって、ズルするし嘘はつくし、でも最後にはバレたりして、そこが人間らしくて笑えたのですが・・・。
藤木君は何度も言われて気にしていたし、複数対一人は見ていていい気持ちがしませんでした。
ギャグ漫画やお笑いって、非常に高度な楽しみだと思います。紙一重というか。
ちなみに私は、その陽キャ気取りの子に「野口さん」と言われていました(笑)
別におかっぱではなかったけれど、雰囲気が似てたんでしょうね。
それはそんなに嫌ではなかったです。あのクラスのキャラで言ったらそうかもね、と思っていました。
その子は単に暗い人呼ばわりしていただけかもしれませんが、野口さんは名前が笑子(えみこ)というくらいで、お笑い通なんです。だから、クラスのみんながはまじのギャグで笑っても、物足りないのでしょう。
もし、しつこくいじってきたり、人にいきなり三枚目レッテルを貼って笑ってくるような輩がいたら、きっとその人たちは、人を落とすことで自分が最下位にならないように必死なのかもしれませんねえ。
人柄が良くてすぐ言い返してこなそうな優しい人を、ターゲットにすることが多いと思います。
どんなに失礼なことを言っても、語尾に「冗談じゃん~」とか「ツッコんでよ~」とか付ければ笑いが成立するわけじゃありません。
絶妙なニュアンスや、温かさがあるから面白いんです。
「あなたが一人でスベったんでしょ。人を巻き込むのもいい加減にしてよ。」と思います。
女王様は軽んじられたり、我慢したりしません。
皆から愛されて、大事にされるべき人なんです。
そういう環境からは逃げるのもいいし、大人の事情で環境を変えられない時は、「金持ち喧嘩せず」で、持ってる者の余裕を忘れないでほしいと思います。
3番・「女帝」の自信は揺らがない。
もし自分がショートケーキなら、幼稚園に行ったら大歓迎されて当たり前って思いますよね?
万一、「ボクいらない」って子がいたら、「おなか痛いの?アレルギー?それとも心を病んでるのかも?」と心配になるはず。
みんな私のこと好きでしょう?
だって私だよ?
女帝が出るときはそれでいいと思います。