以前こちらの記事↑で、数年前に母と縁切りしたくて、へその緒と母子手帳を捨ててしまって生まれ時間が分からなくなったけれど、産婦人科の育児日記が見つかってアセンダントが判明したことを書きました。
姉が日記を持ってきてくれて読んだのですが、姉がやきもちやいて私をかじったとか(笑)忙しくてお宮参り忘れたとか(笑)。
2人目が生まれて奮闘していた若かりし頃の母の姿が伺えました。
捨てちゃったこと冷たいと思われるかもしれませんし、自分でもちょっと心がチクリとしますが。(-.-;)
でも、人生には、
そんなこと言ってる場合じゃねー
って時もあります(汗)
それがこのカード、カップ8。
忘れられない、思い出のカードです。
私がタロットに興味を持ったのは、30代後半から親の介護やら家の様々な問題で悩んでいた時期でした。
母はちょっと独特な性格でした。
母の家系はなぜかみんな若くして認知症になってしまうんですが、母もそうでした。
でも認知症関係なく、もともとサポートが必要なタイプの人だったので、むしろ早く何もかも忘れてくれたらいいのに・・・と何度も思いました。(-.-;)
タロットの存在すら知らなかった頃~存在を知って独学~先生に習う、ここ数年間、この問題はずっと肩にのしかかっていました。
何のご縁か不思議ですが、私の人生のこの局面に、タロットがありました。
そんなわけで愛月先生の添削も介護や家の問題を出すことが多かったです。添削かつ、カウンセリングみたいな存在でした。
その中で一度、自分でカードを引くのではなくて、先生にちゃんと鑑定していただいたことがあったんですね。
今でもカードの並びをはっきり思い浮かべることができます。
変形ヘキサグラム
ここ数年の母の様子の経緯は、15→16→17番の大アルカナ3連続の紙芝居に見事に表れています。(゜д゜;)
タロットリーディング自体は理論だけれど、それでもやっぱりこういう所は不思議だなあ・・・と思っちゃいます。
母という大きな渦潮は・・・私や父や姉やその家族が乗った船も道連れに、海に引きこもうとしていました(汗)
このままではみんな巻き添えで船が沈む・・・。
そう思ったときに、何とか穏便に、しかし確実に、母を切らねばならないと思いました。
出会いから45年近く、母の手綱をものすごい力でコントロールしてきた大皇帝・父が弱り、姉もあてにできない、自分がやるしかない状況の中、私がやったことと言えば、
8番(11番)・正義!
4番・皇帝!
7番・戦車!
の3枚でした。
そういう時にね、やっぱりカップは重い。水って重いんです。
正義の天秤で、自分の実力や持ってるすべての条件をシビアに計った時に、優先順位の低い順に、捨てなければならないもの。
持って行ければ一番いいけど、これ持ったまま動けない。
正義の判断は感情入れたら決まらない。
だからカップ8のカードは、カップを置いて前に進む決意をしているんです。
よく、ドラマとかの失恋で彼の物を捨てたりしますけど、気持ちって、「ハイ、切った!」ってふうにできないので、だから代わりに物を捨てるんだと思います。
印象的だったのは、先生がカードを展開し終わって開口一番、
「カップ多いですね、やっぱりカップなんですよね。」
っておっしゃったことでした。
「思い出の品を処分されたとのことでしたけど・・・。
過去・カップ6の優しい思い出、「お母さん」ってのをカップ8で捨てたんですね。
もう持っててもしょうがない・・・そういう心境だったんだと思います。」
そうかあ・・・。
どうやら私の中にも、たくさんのカップがあったんだなと、じわり・・ときた瞬間でした。(;_;)
4・7・8番は、心は律して、制して、切り捨てるカード。
でも別に冷たいわけじゃなかった。正義の判断の下に、たくさんのカップがあった。
先日、太陽天秤座、アセンダント蠍座と判明したことを考えますと、なんだかそういうのも相まって、不思議な感じがします。
カニ要素もあるし、意外と自分は水っぽいんだな・・・と思います。(^_^;)
次の記事で、もう少し詳しく他のカードの意味もご紹介したいと思います。