今日は、自分のリーディングを紹介してみたいと思います。
「この弱い体は何なの?」という質問で、
1番「奇術師」が出た事例です。
〈出たカード〉
メイン「奇術師」
(ウエイト版ではマジシャン)
サブ「星」
質問者のカード「コインキング」
(ウエイト版ではペンタクルキング)
私は体が弱いです。(-.-;)
同じ親から生まれた姉は健康そのものなので、子供のころから不公平に感じていました。
世の中の「体が弱い仲間」の皆さんはよく分かっていただけると思いますが、
生まれたとき、神様から一人一台車をもらうけど、中にはポンコツ車に当たる人がいるんですよね。
神様:「一生この車に乗ること。買い替えはできません。車の性能に関わらずみんな自分のゴールまで走ること。以上です。」
あの・・この車メンテナンス費とか相当かかると思うんですけど・・・?
神様:「自己負担です。」
ひえ~
無理しないで大事に使ってるのに・・。
こまめにメンテナンスしてるのに・・。
ちょっと走っただけなのに・・。
スピードは遅い、パンクはしょちゅう、
夏でもないのにオーバーヒート、
燃費が悪くてすぐガス欠・・・。
もーいい加減にしろ!!
やだやだやだ、神様取り替えてよ!!
でも、ダメ・・・。
初期設定は変えられません。13番「死」。
それでもメインカードは「マジシャン」。
「あなたの持ってる道具使って、魔法かけてごらん!」
はああ~!?
持ってる道具ってこのポンコツな体?
どうポジティブシンキングしたって魔法なんかかかるかっての!
・・・と、言いたいところですが、
タロットリーディングでは、出たカードに試しに乗っかってみることが大事です。
質問者のカードはコインキングですから、
「もし自分がコインキングだったら?」と考えてみます。
この人は経験豊富で、自分だけじゃなく、他の人まで経験をあげられるくらいの大ベテランです。
あなた、熟練のコインキングでしょ?
さあ、このポンコツ車、乗りこなしてごらんなさい!
コインキングの腕の見せ所だよ!
えっ・・そ、そう!?←そう言われるとまんざらでもない(笑)
まあね~、この車ちょっと乗りこなすのにコツがいるのよ、ベテランの私じゃないとね。←調子づいてきました(笑)
「マジシャン」が出るときは、たとえその人が今どのような状況であっても、
「何か」や「誰か」のせいでできないってことはないはずなんです。
特にマルセイユタロットの「奇術師」なんてインチキ行商人っぽいですから、
あるもの全部、ちゃっかり利用します。
私の場合は・・・
例えば、学生時代から倒れながら勉強していました。
タロットを学ぶのも寝ながらが多かったです。
ポイントは、録音するなり自分で吹き込むなりして、音媒体にすることです。
倒れた人は、体は動かない代わりに、頭と耳はヒマです。
動けるといろんな用事をしてしまいますが、強制終了されたらもうしょうがないので、その時間を使って勉強できるんです。
体調不良で寝れない夜も、こうすれば逆にすぐ眠くなって(笑)一石二鳥です。
また、体がポンコツだと定期的に病院に行かなくてはなりませんが、待ち時間が長い場合。これも勉強に使います。
勉強って、やっぱり他のことほど楽しくないんですよね。(^_^;)
たとえそれが、興味のある趣味でやってることだったとしても。
他に楽で楽しいことはいっぱいあるし、
遊びじゃなくても、もっと分かりやすく「活躍してる感」ある用事はいくらでもありますから。
倒れ時間をちゃっかり利用するのは、
マジシャンっぽいな~と思います。
では、サブカードの「星」は?
どういう意味でしょう?
と、いうことで、次回に続きます。