住民投票とか。 | HEAVEN's NOTE

HEAVEN's NOTE

徒然なるままに・・・ひぐらし硯にむかひて、心にうつりゆくよしなし事をそこはかとなく書きくつれば、あやしうこそ物狂ほしけれ。

立会人

【大阪都構想】

市選管、開票の公平性確保に全力 賛成・反対派双方に立会人の推薦要請

今回の住民投票でも大都市地域特別区設置法(大都市法)の施行令により24区の各開票所にそれぞれ「3人以上5人以下」の開票立会人を置くことが義務付けられているが、選任方法の細かな規定はない。
とにかく、驚くべきことに細かなルールが無いこと。
そしていまさらながら有効投票数の過半数以上、つまり1票でも多く取れば可決するという方法に驚く。

なぜ立会人の話になっているのかと言う点では、施行令には3~5人と言う規定だから初めから選定する場面で賛成反対が分かれてしまわないか?と言う疑問があるらしい。
公平な5人ではなく、賛成・反対から2人づつと言うのは、そもそも公平を欠いていないのか?と思う。
ありえそうでありえない話になるのは、この住民投票が yes/ noの2択になるからだと言う。
分からないもしくはどちらでもない派なり、そのような意見は認めないということになる。
中立公平な人がいないということになるのか?
そんな公平な人を選別できないと言うことなのか、きわめて難しいということなのか?
2対2の立会人でどのように判定するのか見てみたいものだ。

そもそも「どちらでもない」「メリットは認めるがもう少し考えたい」「デメリットは解消すべきだが方法による」などの曖昧な意見は、意見として認めないということが、逆説的に分かる。

ならば、これらの「どちらでもない派」はどうしたら良いのか。
何度でも話し合い、住民投票が出来るなら棄権してもいいところだが、少なくとも今の状態ならば前に進めないという判断しかなさそうだ。
しっかりと、中身を知って「賛成」「反対」の判断が出来るまでは「反対」するしかなさそうだ。