久し振りに為替相場の事を書きます。
現在のドル円は月足でまだまだしっかりとした円安トレンドを形成中です。時をさかのぼれば前回の円安トレンドは2015年の6月を最後に125円を付けて転換し、以降は円高方向にジグザグと上下しながら最終的に101円まで進みました。そして円高トレンドが円安方向に転換したのが2021年の1月。あれから約4年以上円安が継続中ですがまだ1~2年はこのトレンドは転換しないかもしれません。月足では現在150円を中心に上下しながらトライアングルを形成中であり、最終的には円安方向に更に続伸していく可能性が濃厚です。次の目標は170円~175円付近でしょう。ただしここに来て月足で20ヶ月移動平均線を下回っているので要注意です。これまでにこのラインを割り込むとトレンド転換した事が多くこのラインの上か下かで取引の方向性が大きく変わります。ただし前回140円を付けた去年の9月1日の後、急速に上昇し再び20ヶ月線を上回りトレンド復帰しました。さて今回はどうなる事やら。この際日米の金利差はあまり判断材料になりません。実需の動きもトレンドにあまり影響しないので為替の方向性はその時々の空気感によって動くのかもしれません。140円を付けた時は日本の輸出系企業が想定レートを145円にしていたから大慌てになり自民党石破に泣きついた模様。メディアも一斉に円高によって不景気に逆戻りと報道し、石破が「日銀は利上げを急がない。」と発言し円安に誘導しました。本来中央銀行の政策に政治が口を挟むという事はご法度なのですが、どうしても円安にしたい自民党にとっては国民が円安で苦しもうが大企業(自動車産業)を救わなければという思いが強かった。こういう空気感は円売り投資家を安心させます。まだまだ円売りで儲けたい向きが多い状態ですからすぐに円安に戻ってしまいました。今現在はトランプ大統領が円安けしからん!と批判を開始。投資家もこういう空気感になると不安感が増大し方向性を失いがちなのです。
今、一旦円高方向に振れていますが、私はそう簡単に140円を下回るとは思っておりません。146円台を付けたものの今再び150円に向かって上昇中。やはりトレイアングル形成という足形は変わっていないので、長期的にはまだまだしっかりとした円安トレンドは継続中なので日本の物価上昇は延々と最低でも2年以上は続くのかもしれません。
投機によって生活を破壊される。実は円を執拗に売っているのは日本の老人たち。
こういうのも老害と言うのでしょうか?