今年はクマによる被害が拡大中とのこと。負傷された方180名以上、亡くなられた方は5名。もはやただ事ではない事態にもかかわらず、クマを駆除した役所に対して非難・抗議の電話が殺到中とのこと。今日は専門家による学会がこういう抗議行動を自粛するようにと声明を発表しました。抗議派の言い分とは、「移動は車でしろ!、家から一歩も出るな!、可愛そうなクマを犯人扱いするな!、捕獲して人里離れた山中で解放しろ!」ともっともらしい言い分ではありますが、恐らく非難してくる人達はクマが出没しない安全な場所で高みの見物をしながら電話を掛けまくっているのでしょう。動物愛護の大義名分のもとで30本以上もの抗議電話を掛けた女性。車を持っていない人はどうする?買い物や通勤や通学はどうする?誰が捕獲してどうやって山中まで運ぶ?費用は誰が負担する?と考えればどれもハードルが高い難問ばかりなのです。そもそも重量級のクマを一頭麻酔銃で仕留めたとしても檻の中に運び込むだけでもひと苦労でしょう。麻酔が効いてなくてクマが目を覚ましたら?人里離れた山中という事は道路の通ってないような所ですからヘリコプターによる輸送しかありません。その莫大な費用は誰が出すのか。少し考えても抗議派の人々の言い分は都合が良すぎるのではないか。実際に動物の被害に遭ったことがない人ほど文句を言いたくなるのでしょう。実はわたしもクマではありませんが最近都市部に多く出没し始めている小動物(ハクビシンやアライグマなど)の被害に遭いました。と言ってもベランダや屋上に糞尿をされた程度です。我が家のキンモクセイの枝伝いに侵入して用を足していったという事なのです。ある夜ガサガサと音がするのでベランダに出てみるとハクビシンが2匹いました。ライトを付けると凄まじいうなり声をあげて威嚇してきました。相手は人間よりも小さい小動物ですが襲い掛かってこられたら無事では済みません。わずか数メートルの距離で実際に対峙してみると怖いものです。もし襲われて手元に金属バットがあれば迷わず応戦するでしょう。冒頭の被害に遭われた方達は皆そんな状況で、呼び出された行政や警察官は駆除一択だったのでしょう。実はわたしも個人的には動物をむやみに殺す事には反対派なのです。アライグマを駆除する動画を見た事がありますが、それは可哀想な末路でした。バットで撲殺、池に沈められての溺死。ですがこの動画も非難殺到ですぐに削除されました。わたしが対峙したハクビシン達はお隣の空き家に住み着いている模様。もう20年も空き家状態ですから、1階と2階の間のひさしに大きな穴が開いていてそこから自由に出入りしているようです。恐らく家の中は糞尿まみれでメチャクチャな状態になっているのでしょう。もう使い物にならない隣家の持ち主は毎年30万円の固定資産税を払っているのです。動物の領域を侵した人間どもが悪い!と正義の味方を気取っても所詮は憂さ晴らしでしかないのです。だからわたしは動物虐待に反対でも被害地域の役所に抗議の電話など絶対に掛けないのです。

 物価高騰の波は全てを飲み込んで誰もが苦しい生活を強いられているのです。

そんなご時世にわたしと娘が先日訪れた本厚木駅そばにあるミラクル本厚木2号店というインド料理のお店は正に店名通りのミラクルでした。クチコミ情報によればこのお店最近まで1000円税込でブッフェをやっていて、ドリンクバーを付けると200円プラスだったようです。ところが電話で料金を確認したところブッフェの値段が880円税込でマンゴージュースとアイスジャスミンティーとコーヒーの飲み放題も付いているとのこと。わたしは我が耳を疑いました。現場に行ってみると料金と内容は本当でカレー4種にアジア風焼きそば、揚げチキン、サラダ2種、ターメリックライスに焼きたてナン、スープにデザートと全て食べ放題でした。時間制限も無く土日も夜も料金は均一で食べられます。カレーはどれもマイルドで美味しく(日本人向けにアレンジしてあります)娘も大変気に入りました。聞けばこのお店のご主人(インド人)はこども食堂もやっていらっしゃるとのこと。全く頭が下がります。そして今週は在天の妻が気に入ってよく通った伊東園ホテルズの下田海浜ホテルに久しぶりに行ってきました。このホテルに最後に伺ったのは妻が亡くなる半年前でしたから今から3年半前です。今回は娘と2人で(前回は娘は留守番でわたしと妻と2人でした)感慨深い滞在を楽しみました。久しぶりの宿泊でしたが部屋も館内も綺麗に清掃が行き届いていて、夕食と朝食のバイキングもとても美味しく楽しみました。従業員は地元の高齢者が多く、夕食バイキングの会場では数名の年配のスタッフが手際よく対応していました。殆どがセルフサービスになっているからこの人数でやってられるのでしょう。それでも不満な点も無く一夜を過ごすことができました。チェックアウトの際にはレビュー用紙に思い出深いいきさつをしたためて年配のフロントマンに手渡しました。恐らくすぐに読まれたのでしょう。丁寧にわたし達の事を外まで出てきて見送りをしてくれました。これも嬉しかった。とても満足な宿泊でしたが料金は以前と変わらず1人7445円税込です。しかも秋の旅行シーズンは2泊目が半額になるキャンペーンをやっているとのこと。物価高騰の波にも飲み込まれず料金を据え置きにし、なおかつ連泊なら赤字の3800円税込という訳ですから本当にこの企業努力には頭が下がります。この金額ならワーキングプアのわたしでも、また年金暮らしのお年寄りでも時々泊まりに来ることができるのです。時代に逆行するカレーのミラクルと下田海浜ホテル、次回は是非、新しいシーマで訪れたいものです。

 

 

 

 

  先日の国会中継で長妻さんが岸田総理に詰め寄っていました。「物価高騰の原因は円安、アベノミクスのツケが回ってきている!」というのです。世界的な物価高騰は落ち着いているのかもしれませんが日本の物価高騰はこれからが本番なのです。世界は金融引き締め(特にアメリカは利上げ中)で日本は大規模な金融緩和(アベノミクス)を続けざる負えないのです。(長期金利が上昇すると国の財政が破綻するからです)そうなると理論的には円安継続なのですが、実際は世界中の投資家の思惑で動いている為替市場。前述の理屈はあまり関係ないのです。アベノミクスの頃、1ドル80円だったドル円が125円まで円安が進みました。あの時は125円を付けてすぐに円高方向に戻っていき100円まで戻りました。ところが今回は150円を付けてそのままの状態が継続中で、今までの目標値(最高値)だった150円が今度は底値として意識し始められているのです。つまりこれから世界の投資家達(日本のミセスワタナベも含む)は150円で買いを入れ始めるわけです。投資家達が安心してこの水準からドル買い円売りを加速させるのには大きな理由があります。この間マーケット番組を見ていたら、「これから良い円安が始まります!」と円安大歓迎の背景を説明していました。ここ数年はコロナ禍で大手輸出メーカー(自動車、家電など)は部品の調達が滞っていてどこも生産量が落ち込んでいました。生産量が落ちても円安による為替差益によって利益は拡大中だった輸出メーカー。今度はコロナが終息し、特に東南アジアからの部品供給が再開されて生産量が拡大中とのこと。生産量が増えて尚且つ円安による為替差益が乗っかるので日本の輸出企業はホクホク顔なのです。「やっと良い円安循環が始まった!」という趣旨の事を解説者が力説していました。これまでの日本の経済成長を支えてきたトヨタなど大手の輸出企業がこの国民にとって迷惑この上ない円安を大歓迎し、正に円安祭りワッショイ、ワッショイ!とばかりに鼻息を荒くしているのです。そして大手企業に支えられている自民党もこの流れを大歓迎しているから、わたし達一般国民にとってはたまったものではないのです。世界の機関投資家達はこういう事情をよく理解していますから150円で足固めした為替相場は今後175円を目指して進行する可能性が高いのではないかと思います。このままいけばわたし達は1ドル200円も覚悟しなければならないかもしれません。大手輸出企業がわたし達一般国民に儲かった分を還元してくれれば日本の経済も回り始めて好景気になるのですが、恐らくそうはならず当該企業の社員に僅かな一時金が支払われて大半の儲けは相変わらず内部留保されていくのでしょう。なまじっかバブルとその崩壊を経験した日本人は負の悪循環に陥っていて抜けだす事が出来ないのです。