円安が止まらず秋に値上げラッシュ再燃とのこと。わたし達庶民にとってはたまったものではありません。今までの政府自民党と日銀のポリシーがこういう結果になっているのです。円安歓迎、円安容認。大手輸出系企業が日本の景気の牽引役になっていると勘違いしている岸田さん以下の人達。1ドル200円になっても一向に構わない、という姿勢が見透かされて海外の投資家の円売りを加速させているのです。さすがにあっと言う間に160円を超えてきたので、このまま円安祭りを続けると国民の怒りが爆発します。補選での自民党全敗がいい薬になって為替介入で現在152円台まで下がってきました。が、これも一時的なものかもしれません。すでに底値が150円と世界中の投資家が考えている今現在、目指すは1ドル200円超えなのでしょう。最近ニュースで金融関係者の分析により言われている日米の金利差ゆえの円安という理屈はもっともらしいけど本質ではありません。利上げをして自動的に通貨高になれば誰も苦労はしないのです。前述の理屈は単に円を売る理由になっているだけであって、別の要因が出てくればそちらに乗っかって今度は円買いになるのです。投資の世界とはそういうもので金利によって変動するように見えて実は投資家の集団心理が反映しているだけなのです。日本国民の大部分が嫌な思いをしている円安ですが、日本人投資家のミセスワタナベは円売り一択とばかりに毎日買いで入っている事でしょう。このタイミングでの覆面介入で多くの投資家が155円以上で捉まっているはずです。一時的にでも150円を切れて来るようであれば更に強制的にポジションを閉じられて財産を失う投資家も大勢出てくるはずです。ざま~みろ!!、と言ってやりたい人は多いでしょう。いずれ1ドル200円を目指すのかもしれませんが、一旦は大規模な調整となる兆しが見えてきて少しホッとしております。

 

  ライドシェアが始まって実際に従事している方達の生の声が報道されています。わたしが想像していたよりは稼ぎ額はマシみたいですが、極めて歪んだ稼働体系になってしまっているとのこと。特に一番必要な時間帯(金土の夜の稼働)を避けるライドシェアドライバーが殆どだそうです。理由は明確で自家用車の中で泥酔客に吐かれたら泣き寝入りという現実です。昔からのウワサでタクシーの中で嘔吐したら数万円ボッたくられた!というのがあります。タクシードライバーも人間ですから人によっては怒り心頭になる人もいるでしょう。怒り狂ったドライバーが怖くて有り金払わされたという体験をした人が被害者ヅラして吹聴すると一般論にすり替わります。ただし個人タクシーの場合本革シートに嘔吐したら10万円以上請求されるのは本当です。ところで法人タクシーの場合、嘔吐や失禁による汚損に関して一切客に請求してはならないという規定になっています。これ、本当に正しい事なのかと大いに疑問です。タクシー業界が運転手に我慢させる体質はずっと変わらず、酔っ払いは嘔吐してもへらへらしながら逃げるように降りていくというのが実態なのです。汚れた車内の清掃も、その後営業できなくなった遺失利益も全てドライバー負担なのです。会社によっては車庫にスペアのシートやカバーが用意されていて清掃終了後に再稼働できる場合もあります。でもそういう用意の無い会社だと営業できませんから2~3万円の売上が飛ぶわけです。だから2~3万円請求されるのも本当は正当なのです。でもそうはしないで我慢させるのが今の駕籠屋の体質だからライドシェアのドライバーにもそれを強要させるのです。そうすると誰もやりたがらないと言うのがホンネでしょう。わたしでも3万円払ってもらっても自家用車のシートに嘔吐されたらシートそのものを交換しないと絶対に嫌です。実際にわたしの同僚でも2週連続で嘔吐されたとか、上半身にゲロを引っ掛けられたとか結構酷い目に遭っているドライバーがたくさんいます。そうなるとライドシェアのドライバーは夜の営業は誰もやらないという事になり根本的な問題解決にはならないのです。一銭も請求させないで我慢させるというのが本当に正しいのか、客にとっては天国だけど結局運転手そのものが消えていくのだから不便になる事だけは間違いなさそうです。 

 

  昨日以前いたタクシー会社の元上司殿とバッタリ出くわしました。そこで話題になったのがライドシェアです。

業界に詳しい上司殿の話を聞いてだんだんこのインチキライドシェアの実態が見えてきました。日本で初めて認可されたこの合法的な白タク業。大きく分けて二分されるようです。つまりやらせない地域とやらせる地域。やらせる地域とは先ごろ始めた三浦市など夜の19時以降に本当にタクシーがいなくなるエリアです。そこに住む住民の為にそこに住む住民がライドシェアをやるという本来の目的に合っているような気がします。こういう地域ではそもそもタクシーがいないのだから(時間帯によって)迷惑にはならずタクシー会社も反対しないのでしょう。ではやらせない地域とは、東京横浜川崎のようなタクシーが溢れているエリアです。もちろん現在東京でも始まっていますが、N交通のライドシェア募集に応募した人6000人、で採用された人はわずかに5名。横浜のS交通には300名の応募があって実際に採用された人はどうもいないらしいのです。それもそのはずでとにかく割に合わない、条件が悪い。足かせが多すぎるという訳です。営業距離の上限が決まっていて例えば目いっぱい稼いでも8千円。そこからアプリ会社への手数料にタクシー会社への上納金(管理料)などを引くとたぶん半額位になるのではないでしょうか。(実際に法人タクシードライバーの歩率は半額程なので)残った額から燃料代を引いて保険料を引いて、車の整備費は自腹など本当に割に合わない実態が見えてきた感じです。有名な自動車評論家の先生もこのライドシェアでは使えない、とめった切りでした。

ではなぜN交通の社長殿がいままで反対していたのに手の平を返したように“やろう!”と言い出したのか。

要するに割に合わないライドシェアをやるくらいならタクシードライバーになった方が全然稼げるぞ、と説得してタクドラを増やす作戦のようです。意外と知られていないタクシー会社の入社後の手厚いフォロー。祝い金に2種免許取得は会社負担(2年縛りなど条件あり)最初の数ヶ月は給料保障などなど。真面目にやっていれば車内トラブルに遭遇する場面も少ないでしょう。

わたしもこれ程多くの人が応募してきたとは驚きです。でも手軽に気ままに自家用車で稼げると勝手に勘違いして応募した人がたぶんほぼ100%ではないかと思います。

日本の既得権益をそう簡単に崩す事はできないのです。