昨日とても興味深い記事を見ました。カフェに長時間居座るカフェワーカーという記事です。
昔から学生街の喫茶店は勉強の虫にとって居心地の良い空間というイメージはありました。ところが今ではそれが度を越してカフェを廃業させる結果になっているというのです。確かに私の副業のタクシーでも似たような傾向はあります。駅で40分順番待ちをして乗って来た人が僅か数百メートル先までしか乗らない超単距離客なんていう事が有ったりして、そういう巡り合わせが5~6回連続する事も珍しくありません。1時間で稼ぎが500円だと時給は200円。これでは商売としては成り立ちません。でも500円でも料金を払えば客だから断れない。こういうケースで度を越しているのが都心のカフェ事情らしいのです。コーヒーを心底楽しんでもらおうと1杯350円で提供していたあるカフェが、いつの間にかそこで仕事をするワーカーの溜まり場になってしまったとのこと。彼らは350円のコーヒー1杯で5~6時間席を占有。酷い客になると10時間も居座るとか。実際にカフェで仕事をしている女性デザイナーの言い分とは「家よりも集中できて最高の環境、1杯500円のコーヒーで1日中居られるから止められない。」のだそう。悪いと思わないかとの質問には「追加で500円のケーキを注文するから十分!」と言い切っていました。僅か15席ほどしかないカフェでこんな客が1日1000円で占有し続けたらたまったものではありません。気持ちは本当によく分かります。前述のカフェではコーヒー好きの常連客達は全て来なくなったそうです。代わりに低単価で居座るゴミ客の巣窟と化し、もはや閉店すら検討しているとのこと。なので都心のカフェでは最近時間制限を設け始めているのだとか。喫茶店で滞在時間に制限を設けるなんて聞いた事がなかったけれど“金さえ払えば何でも許される”という短絡的で大きな勘違いをしている輩によって良識のあるお店が潰れていくのは何とも悲しい話なのです。幸い私の働くタクシー業界ではワンメーターのお客さんの約半数は「近くてすみません!」とよく声を掛けて下さいます。だから厚顔無恥なカフェワーカーとは違って全然マシなのです。