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馬超の気ままウォーキング・趣味の記録

歩いて歴史上の史跡や雰囲気の良い風情を楽しみながら歩くのが好きです。その土地の小さな史跡も大切で、ゆっくり時間が流れる場所が大好きです。日記のつもりで記録していますので文字が多くて読み辛いと思いますが、興味のある方は観て頂けたら幸いです。

3年前のブログをリニューアルしながら読み返していると、歩いた距離や歩数を気にしているなー。

今、考えたら大人気ないと反省しております。。

もっとしっかり丁寧に歩いておくべきでした。


(前回からの続き)

熊野古道歩きも6日目に入りました。

中辺路の締めくくりに朝5時にホテルを出発寺て神倉神社に向かいました。

この日はこのまま八鬼山に向かうので、重いリュックを背負ったまま石段の参道を登りますが、情け無い事に脚にきてますチュー

しかも写真では伝わらないと思いますが、神倉神社の石段の傾斜。

私が知る限りでは一番急で、一番怖くて、一番神聖な石段です。


ゆっくりゆっくり登り、頂上の本殿が見えてきましたが、いつ来させて頂いても素晴らしい場所だと再認識します。

↓御神体 ゴトビキ岩と本殿


本当に何度でも訪れたい神社さんです。 

参拝を終えて石段を降りようとしてると、続々と参拝客が登って来られていますが、その中に腰の曲がったお婆ちゃんの姿が見えます。

恐らくこのお婆ちゃん、前回も見かけたと思いますので毎日参拝していらっしゃるんでしょうね。

失礼ながら、このようなお年寄りでもこの傾斜の石段を登られている事自体、衝撃を受けます。

やっぱり日々の努力は凄いなあ。

ただ、石段も降りは別で皆さん慎重に降りて行かれます

何度来てもこの降りは怖いです。

私も重いリュックを背負ってるので、少々慎重に降りましたが、これで中辺路古道歩きは3年前に抜かしていた古道も含めて今回は完璧になぞる事が出来て良かったですニコニコ


この後は新宮駅から6時代の列車で三木里駅に移動して、3年振りに八鬼山を歩きます。

このコースは登山口までの名柄地区の古道が素晴らしく雰囲気のある道です。

中辺路に比べると歩く人が少ない伊勢路において難所と云われるハ鬼山なので、入っている人も更に少ないですが、その分、自然が残っている雰囲気のある古道ですので、前にも書いた様に小口自然の家の館長さんも八鬼山が一番オススメの古道だとおっしゃってました。

↓名柄地区の古道



名柄一里塚跡を経て登山口に着いて、木橋を渡れば登りが始まります。


んー。

やっぱり、情け無いけど脚にキテマス。

しかしその分、頑張ったんだと自分を鼓舞して登って行くと『十五郎茶屋跡』に出ます。

ここで小休止。


そして、この後暫くが急登となります。


それにしても、この八鬼山には駕籠立場もあるし、この辺りは槍を持った駕籠廻り役にも槍を肩に担ぐ事が許されていたそうなので、まあまあの急登なんだと思います。

そして何よりもこんな急坂で駕籠を担いでいた駕籠の担ぎ手はさぞや大変だったでしょうし、逆に駕籠に乗ってる殿様も辛かったと思いますよね。


この急登で逆方向から2人程とすれ違いましたが、その時間でこの場所と言う事は早朝に出発したんですかね。

↓鯨岩

そしてなんとか頑張って頂上付近にある『桜の森広場』が見えて来る頃に、ある親子さんに追いつきました。

息子さんとお母さんらしき先行者ですが、お母さんはまあまあのご年配です。

広場の休憩所でも楽しげに会話されている様子を見ていると、お年寄りなのに凄いなあと感心しちゃいました。

私も衰えてる場合じゃないなあ。


ここで少し早いけど昼食タイムです。

コンビニ弁当でも景色と空気が良いので美味しいですね♪


30分程休憩したら頂上を出て降って行きますが、この頃から登山客が増えて来ました。

後ろからはトレランのグループがズラズラとやって来ます。

心の狭い私はトレランの方がどうにも苦手でして。

人の趣味は各々なので仕方が無いんですが、お地蔵さんや史跡を観ながら歴史の流れを感じたい私。

片やスピードを競いバシバシ走り抜けて行くトレラン。しかも大体が複数人。

相性が良い訳ありません。

それでもお互いに気持ち良く挨拶は交わしますけど。

そうこうしていると、『荒神茶屋跡』が見えて来ました。



私はこの『荒神茶屋跡』が大好きで荒神堂や周りにある色々な神碑も含めた雰囲気が素晴らしいんですが。。

3年振りに訪れてみると、なんとリニューアルされているではありませんか。

荒神堂は新しく大きく立派になっていますが、明らかに前の古い荒神堂の方が味がありました。

しかもしかも、周りにあった神碑の数々が無くなっているではありませんか。

申し訳ないけど、これは明らかに改悪です。

それでもやはり素晴らしい場所ではあります。

そしてこの辺りから更に登山客が登って来ていますが、家族連れや親子三代で支え合いながら登って来る姿は微笑ましいものでした。


蓮華石と烏帽子石の辺りでは、家族連れのお父さんから「頂上はまだ先ですかね?」と聞かれましたので、「もう一踏ん張りですよ。案内板の番号の40が頂上ですからあと10個分ですね。

ここからは碧の登山道が綺麗ですよ」と鼓舞すると「たしかに美しいですよね。楽しんで登ります」と笑顔で登って行かれました。

次は『桜茶屋一里塚』の辺りで親子三代グループに出会いました。

今度はおじいちゃんらしき方から「あとどのくらいで頂上ですかね?」と聞かれます。

「もう少し距離はありますが、難所の七曲りを越えて来られたのに比べたら楽に感じますよ」

と答えると、「さっきよりマシなら頑張れるなあ」と、やはり笑顔で登って行かれました。


私の方は『難所七曲り』を降って行きます。

ハ鬼山は古道のそれらしく、碧に苔むした石や木々も素晴らしいですが、荒神堂からは古道沿にいらっしゃるお地蔵様方が癒してくださいます。 


そうこうしていると、峠も終盤に差し掛かりました。

そしてここ八鬼山にも『行き倒れ供養碑』が数箇所あります。

心や身体に病を抱えつつも病の収束を願ってお遍路をされる中に命を落とした方々。

そんな方々に想いを馳せると、元気に歩けている事に感謝をせずには要られません。


更に降って行き、尾鷲側からの登り口に到着となりました。

時間も13時過ぎでまだまだ余裕があるので、このまま『夢古道の湯』に向かって歩き、温泉に入りました。

ここの温泉は海洋深層水を使った温泉ですので、湯が柔らかくて湯冷めしないそうですよ。

温泉から上がると、すぐ隣りの『熊野古道センター夢古道おわせ』で『伊勢路図絵マップ』を分けて貰いました。

こちらのスタッフの方はみなさん、大変丁寧に接してくださるので有り難いです。


そこからは今日の宿が駅から離れた場所にあるので、『尾鷲観光物産協会』でレンタサイクルするために歩いて向かいます。

観光協会に着いて、今から今日の宿である『イワナの里』に向かう事を伝えると、スタッフの方が「自転車では無理ですよ。結構、登って行かないと行けませんから。宿の方に迎えを頼んでは如何ですか?」と提案頂いたので、ダメ元で宿のご主人に連絡してみると、迎えに来て下さいました。

待っている間、尾鷲観光物産協会の方にも大変良くして頂きました。

この場を借りて御礼したいと思います。

ありがとうございますニコニコ


その後、車で送って貰いながら路線を眺めてると、確かに疲れた足腰では厳しかったので来て頂いて正解でした。


『イワナの里』

自然豊かな中にある民宿です。

イワナ料理を楽しみにして選択したのですが、宿としても細かい所まで配慮されている良いお宿です。

そしてやはり、なんと言っても料理が素晴らしかったです。

イワナ料理以外にも肉や山菜、天麩羅など十数種の料理が並びます。

この日は私も含めて3組のお客さんでしたが、みなさん同様に「凄い!」と料理にびっくりされてました。

ご主人曰く、接客のレベルを下げないためにも13組に限定してるそうでした。

次は是非、ジビエ料理も食べたいと思います。

料理や接客に満足して、その日はゆっくり休ませて頂きました。