始発の新幹線に飛び乗り、先ずは新大阪に向かいますが、久しぶりに長い時間新幹線に乗りましたので、ゆっくり読書をしながら向かいます。
そして新大阪から地下鉄御堂筋線に乗り換えて天王寺駅に。そこから近鉄線で吉野に到着です。
↓吉野駅
結構な人出でしたが、思っていたよりは多く無いかな。
↓ケーブルカー乗り場入り口ですが、奥に行くに連れて行列に
ケーブルカーに乗ろうかとも思いましたが、どうせなら歩いて登ります
↓歩いて登る方もチラホラと居ますが、この辺りはお寺さんが点在していて、歩いている人皆んなが金峯山寺に行くわけでは無いそうです。
桜は散ってますが、それでも十分美しい道が続きます。
金峯山寺への案内板はありませ〜ん。
ついつい遍路案内板に慣れてしまっており、いつの間にか案内板を探している
↓ここで道を間違えます。
金峯山寺に行くには橋は渡らずに写真とは逆方向に行かないといけません。しかし、橋を渡ってどんどん奥に行っちゃいます
しまいには小山を見たら登りたくなっちゃって、その挙句に墓地で行き止まりに
後は小山の斜面を滑り降りるしか無い状況で、降りたところは大きな駐車場で金峯山寺とは真逆方向でした〜。
まあ吉野の隅々を散策したと思ったら良しとしましょう
黒門から参道(お土産街)を抜けると仁王門ですが、残念ながら今は改修工事中です。
ここで二手に別れますが、右の道を登りました。
↓すると、丁度、蔵王堂の裏から寺院内に入ります。
↓金峯山寺 蔵王堂
それにしても立派な蔵王堂(本殿)です。
今の時間が11時過ぎだからか、人もそこまで多くは無いです。
本堂横で拝観券を購入したら、右手受付から中に入れますが、靴入れの手提げ袋とパンフレットに御守りが貰えました
さあいよいよ蔵王権現立像に会えます
↓中に入ると正面に3体の蔵王権現立像がいらっしゃいます。
その素晴らしさを言葉で説明しようとしても、私の稚拙なセンスでは表現は到底無理。
蔵王権現立像の前には、これまた素晴らしい四天王像も安置されています。
拝観経路を右奥に進むと、開祖 役の行者像・聖徳太子像・阿弥陀如来像・金剛蔵王権現・蔵王権化立像(黒色)などの素晴らしい仏像も観る事が出来て、とても感激しました。
更に両脇からは最前列で蔵王権現立像をお参り出ます。
私は左右2回、最前列でお参りさせて頂きましたが、1回目は丁度、正面の蔵王権現立像(釈迦如来)の真向かいに座る事が出来ました。
↓蔵王権現立像(釈迦如来)
※写真はパンフレットから
今まで色々な仏像を観させて頂きましたが、やはり唯一無二の素晴らしさです。
その蒼き異形と大きさや景観からも畏敬の念を強く感じるのかと思ってましたが、いざ目の前で拝んでいると不思議なくらいに気持ちが安らぎました。
本当はいつまでも観て居たいのですが、『また逢える』と言う感覚を覚えましたので、他の方の迷惑にならない様に般若心経を読経する間だけにさせて頂きました。
蔵王堂の後に御朱印も頂戴しました。
↓特別拝観記念御朱印
ここで金峯山寺を後にしたのですが、勿体無い無い事にかなり広かったんですね。
衝動的に来てしまった為に蔵王堂以外は殆どが見ずに終わりました
ただ、昼飯ついでに辺りは色々散策したんですよ。
↓韋駄天山
↓勝手神社
なんと本殿が不審火で消失していました。
↓大日寺
↓昼に食べた豆腐ラーメンセット
あっさり味の豆腐ラーメンにイナリ寿司も薄味で美味でした
↓葛切り
金峯山寺側のオシャレな店に似合わないおじさん一人で食べちゃいました〜
葛切り、上手いデスよね。
↓帰りに乗った近鉄列車
早朝からの弾丸ツアーではありましたが、念願の蔵王権化様に会う事が出来て本当に良かったです。
朝からタイトに動いて居ましたが何故か一日中気持ちは穏やかで、心と身体の一体感を感じた旅になりました
終わり