ず〜っと気になっていた篠栗八十八ケ所のお遍路を北九州に居る内に周ってみようと思い立って歩いてみることにしました。
篠栗八十八ケ所は、唐から帰国した弘法大師が修行した霊験あらたかな土地で1835年に尼僧慈忍の発願で開かれたそうです。
この篠栗と言う場所は福岡出身の人にとっては比較的身近な場所で、ドライブの途中や初詣などで良く訪れた場所でもあります。
その際に白装束に杖を持った『お遍路さん』のスタイルを良く見かけていたので、気にはなっていたんですよね。
しかし、近くて遠いと言うように、
・いつでも行ける
・もっと歳を取ってからでもいいや
・八十八ケ所かあ、多いなあ
などと後回しにしてましたが、「いつでも行ける」は行かないで終わる事が多いですよね😗
そんな中、歩くきっかけになったのはやはり、熊野古道を歩いたからでした。
遠くの有名な古道も良いですが、身近な古道なら日帰りが可能ですしね。
後からになって気付きますが、実は導かれていた様に思います。(私は霊感などはありません)
その理由は後の話として、往々にしてあまり事前に調べずに旅に行ってしまう私ですが、お遍路は作法などもあると思うので、少し調べてみました。
お寺さん参拝の基本的な作法は割愛させて頂くとして、
✔︎本堂で衲札を納めてから参拝
✔︎読経する
✔︎お納経を頂く
↓一部のお寺さんや御土産さんに置いてありますが、事前に確認し購入しておく事をオススメします。
ネットでも買えますが、かなりの割高です。
現地で購入する方が賢明です。
・納経帳を持ち歩いて、お寺さんであれば、社務所で記帳をお願いする
・お堂の場合は、納経帳に自分で印を押す
・印を押す際には必ず赤印→黒印の順に押す
・お納経料は100円、筆書きは300円
✔︎服装
・基本スタイルは↓のような白装束ですが、自由だそうです。
初めてのお遍路ですので失礼になっては行けませんが、あまり完璧に捉えずに素直な気持ちと心穏やかにお参りして行きます。