積丹を歩く : 神威岬と海の中の巨神 | 馬超の気ままウォーキング・趣味の記録

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歩いて歴史上の史跡や雰囲気の良い風情を楽しみながら歩くのが好きです。その土地の小さな史跡も大切で、ゆっくり時間が流れる場所が大好きです。日記のつもりで記録していますので文字が多くて読み辛いと思いますが、興味のある方は観て頂けたら幸いです。

久しぶりの土日休みに、歩きに行こうと先日購入した「札幌から日帰りウオーキング」という本を見ていると、今の時期が一番良いらしい『神威岬』を含めた積丹(しゃこたん)方面に行く事にしました。


朝、9時過ぎに家を出発し、車で積丹方面を目指します。

本当はバスか列車でと考えましたが、積丹は列車で小樽に移動した後に、バスで20以上のバス停を通過するので、かなりの時間を要します。

しかも本数が少ないので日帰りでは無理と判断し、止む無く車で行くことにしたのでした。


一般道を2時間程のんびりと走ると、神威岬に到着しました。

既に駐車場にはかなりの車や観光バスも数台停まっています。


車を降りて歩き始めると、目の前には爽やかな草木の遊歩道と真っ青な空が広がっています。

駐車場から神威岬までは歩いて1km圏内の様なので、一番たくさん歩けるルートを選んでスタート。


車やバスが多かった割に、遊歩道には適度に人がばらけており、歩き易かったったです。


遠回りした割には、直ぐに神威岬展望台に到着しましたが、そこからは『神威岩』を見ることが出来ます。

自然が造った神威岩。


不思議ですよね。

まるで神威が岩に姿を変えて、積丹の海を守っていらっしゃるように見えます。

しかも、この海と空の蒼さ。

これは『積丹ブルー』と呼ばれて、ある意味ブランドにもなっています。

この空と海もカムイに守られているから、こんなにも蒼いのかもしれませんね。


電波探知塔跡

女人禁制の門


その昔、神威岬は女人禁制と恐れられていたそうです。

また、以前はこの門をくぐって更に岬突端まで行けたそうですが、残念ながら今は通行止めになっています。


この門から降りて行くと、一本道で駐車場に出る事が出来ます。


この後は『積丹岬』に向かいますが、その途中には『神威神社』があるので寄ってみました。


ひっそりと佇んでいると言った感じの落ち着いた神社ですので、参拝させて頂いていると、自然と気持ちも落ち着いて行きます。



再び積丹方面に向かっていると、途中の道路から再び神威岩を観ることが出来ました。


私は神威岬展望台から観える神威岩よりも、ここから観える神威岩の方が神秘的な印象を受けました。

海の中に立ち尽くす巨神のようで、神秘さと威厳を感じました。