自分に克って、また次の一年へ! | バットン's blog REDIRECT

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“ 武器屋の主人 ” こと、バットン・オーツカによる
エアガン、実銃、バイク、ガンプラ、etc の趣味日記


11月7日~8日、静岡県掛川市で開催された日本最高峰のシューティングマッチ『JANPS』に参戦してきました!















JANPSは、アメリカ ミズーリ州で開催されている世界最高峰のハンドガンシューテイングマッチ『ビアンキカップ』(実銃) をエアガン用に設計したマッチで、通称、“掛川ビアンキ”とも呼ばれています。

なぜ、ビアンキカップ / JANPS が最高峰と呼ばれているかと言えば、性格の異なる4つのマッチが組み合わされた試合であり、スピードだけでもアキュラシーだけでもダメであり、ガンメイクも精度と工夫が必要であり、そのすべてを攻略するのはとても難しいからです。 下記、4つのマッチが行われます。



Match1 プラクティコゥ


左右2つのターゲットを4m、5m、7m、8mの距離から撃ちます。ターゲットが回転し見えている時間に決められた弾数を撃ちます。例えば、4mでは、2秒2発(左右のターゲットに1発ずつ)、3秒4発(左右に2発ずつ)、5秒ウィークハンドオンリーで6発(左右に3発ずつ)となっています。

7m、8mではプローンすることが認められています。スタンバイ姿勢は立った状態でのハンズアップですので、そこから倒れてプローンするために時間が必要となりますが、プローンすれば安定して撃てるわけです。

JANPSのターゲットはA4台の大きさで、10点は直径8cm、そのセンターの黒丸「X」は直径4cm。Xも10点で点数は変わりませんが、同点のときはXの数で順位が決まります。各競技480点満点で、4競技で1920点(192X)が最高得点です。




Match2 バリケイド


バリケイドの後ろからターゲットを狙います。バリケイド左から左のターゲット、バリケイド右から右のターゲットに6発ずつ、4m、5m、7m、8mの距離から左右一回ずつ撃ちます。




Match3 ムーヴィンターゲット


3mの距離を左右に移動するターゲットを4m、5m、6m、7mの距離から撃ちます。4mと5mは、一回の移動で6発ずつ(往復で12発)、6mと7mは1回の移動で3発ずつ(2往復して12発)撃ちます。





Match4 フォーリングプレイト



8cmのプレイト6枚を制限時間内に撃ちます。4m4秒、5m5秒、6m6秒、7m7秒で、制限時間を過ぎるとプレイトがロックされ当たっても倒れません。各距離2回ずつ、倒れた数×10点で480点満点です。6m、7mではプローンすることが認められています。





自分がJANPSに参戦を始めてから今回で3回目。Gunsmithバトン アキバ店シューティングレンジでのPMC練習会でシューティングを始めてから、ちょうど1年過ぎたときに最初の挑戦だったので、自分にとってシューティングマッチ参戦の誕生日みたいなものであり、今回はシューティング歴3年目の総決算なんです ('◇')ゞ

今年は調子が素晴らしく良かったです! 【ムーヴィンターゲット】:462点【フォーリングプレイト】:450点【プラクティコゥ】:466点で、それぞれ大きな失敗もなく撃てました。



そして、【バリケイド】では初の満射、
480点クリーン出来たのです (≧▽≦)



…えーっと、なぜ、バナナを咥えているかというと(笑)、シューティングの師匠にして先輩にして友達のT兄さんが先にバリケイドを撃っていて1ミスの478点。で、T兄さんが「バットンさんが満射の480点クリーンだったら、フリーダムアートさんにもらったバナナを上げるよ」と言ってきて、見事、勝負に勝ったので、このバナナがバリケクリーンのトロフィーになったわけです (^^ゞ



いや~、初めてのクリーン嬉しかったぁ! まあ、これはそんなたいしたことではなくて、4つのマッチのなかでバリケイドが一番クリーンしやすいんです。今大会でもエキスパートコース61エントリー中、各マッチのクリーン達成者は、プラクティコゥ:2名、バリケイド:13名、ムーヴィンターゲット:2名、フォーリングプレイト:6名でした。バリケイドは5人に一人がクリーンしています。

バリケイドはシュラウドを付けたフルハウスのカップガンをきちんと構えられれば依託射撃ですから、銃の性能とBB弾がきちんとしていれば結果が出ます。それゆえ、自分が造ったチューンガンと、自社ブランドのBB弾 『BATON airsoft プレシジョンバイオBB弾 0.28g』の性能が証明出来たということでもあり、それも自分にとって嬉しいポイントです。



成績は1858点(22位/61人中)ですから、なんてことないんですが、一昨年1788点、昨年1688点だった自分にとってみれば大躍進ですし、なにより、「すべてのマッチで落ち着いて撃てた、自分のシュートが出来た!ということが嬉しいのです。

一年間、JWCS公式レンジに出勤のたびに独りでずっと、スピードマッチであるJWCSだけでなく、精密射撃のAPS CUP、そしてJANPSを練習してきた成果が確認できました (^_^)v



こうして、自分に克つことが出来たという自信を胸に、また一年間、シューティングの練習に励むことが出来ます! さあ、来季に向けて発進です  (‘・ω・́)ゝ





PS.
日本トップシューター、ヨコタ選手の『1920点満射2回目!』の記事は、こちらの、会社のブログのほうで書いてますので、ご参照していただければ幸いです  (^_-)-☆