本日2月12日は、我が家の愛馬くんの誕生日でした。
生きてたら30歳、大台まであとちょっとやったのになぁ…てのが本音です。
良かったら最高傑作にして音量注意の動画をどうぞご覧ください。・∀・)つドゾー
1989年のこの日、北海道の牧場で生まれ育ち、栗東トレーニングセンターで競走馬になるべく修行を積むもデビューならず。
みんなゲート審査で引っかかったんだと断言していて、私もそうだろうなと思ってる。(*`艸´)
運良く乗用馬へと転身でき(母方祖父のタガミホマレという馬が優秀な乗用馬を生み出してるので生き残れたかな)、三木ホースランドパークに数年いたのち、乗馬クラブクレイン奈良へ移ります。
左の馬場は主に障害のレッスン、右のは馬場レッスン、写真に写ってないけどさらに右側に初心者用の馬場があり、古都を眼下に乗馬できる絶景のロケーションでした。
新天地へ来たものの、毎日誰かしら落馬させて問題児な愛馬くん。(;´・ω・)
駈歩してる最中にクルッと180度回転して遠心力を使い、わざと振り落としてたみたい。
今のクレインなら安全を考慮してそんな馬はハイ、サヨナラ~( ´Д`)ノ~やけど、当時はまだユルく、そこで白羽の矢が立ったのが主人!
離婚してヒマとカネを持て余しクラブに足しげく通い、あれよあれよと上達してた彼ならちょっとやそっとじゃ落ちないし、落ちたとしても笑って済ましてくれるやろうというわけで愛馬くんに乗る機会がやってきます。
他の会員さんにやらかしたのと同じ手法で落としにかかるけど何とか持ちこたえた主人は、そんな暴れ馬を気に入り2級ライセンスを取得したのを機に半自馬として購入したのでした。
(半分はクラブの所有なので、一般会員も騎乗可。ただし暴れ馬なので中級レベル以上)
問題児でレッスン稼働させづらい馬を売りたいクラブと、活きの良い元気な馬が欲しかった主人、まさにWIN-WIN。(*
(右の手前が愛馬くんの馬房)
当時は40頭くらいいる馬のうち10頭は自馬か半自馬で、自馬率の高いクラブやったみたい。
厩舎は会有馬も自馬もごちゃまぜでした。
レッスンとレッスンの合間で馬場に誰もいないときにヒャッホー!と走り回ったり、指導員さんの口車に載せられて乗馬学校に所属して競技会に出場したり。
競技会ではデビュー戦からブルーリボンをゲット、その後も好成績を出して専用馬代もうなぎのぼり。
主人は未だに「高額専用馬代に貢献したんやから、半分くらいキャッシュバックがあってもよかったのに…ヾ(`ε´)ノ」なんてケチくさいこと言ってます。
特に2課目は負け知らずなので、全乗振の2級ライセンスを受ける人に人気があったそうです。
めんどくさがりの主人が乗った後の手入れをしないので、愛馬くんファンの会員さんたちがシャンプーしてくださったり肢元を洗ってくださったりと可愛がってもらいました。
引っ越しで移動させるときも割とたくさん反対された。(;´Д`)
ここでもたくさんの人に愛されてたね。
↑ギリ10代の愛馬くんとのツーショット。
黒い馬体全体がギラギラしてて、目もギラギラしてて、頸もぶっとくて、他のどの馬よりも迫力満点Σ(゚Д゚)でした。
そうそう、2月のカレンダーはこちら。
美味しいおやつもらってベロベロ余韻を味わうの図。
今ごろ天国でもベロンベロンしてるんかな?
お誕生日おめでとう、生まれてきてくれて、我が家の愛馬になってくれてありがとう!
毎年やってたことなので、人間たちも便乗して美味しいもの(つまみばっかりやけど)でお祝い。
すまんな、天国には生牧草届けられんくて!
ナパワインやっぱ好きやわー。( ´∀`)bグッ!