後悔 | お馬さん日和

お馬さん日和

2018年まで一緒だった黒い愛馬との思い出と、
2019年から一緒になった白い愛馬とのこれから。

あと、ヲタク少々。

前の牧場で仲良しだったご家族の愛馬が、


今朝、亡くなったそうです。






私たちがまだあの牧場にいた時、ゴタゴタに巻き込まれてその馬はやつれました。


オーナーさんが必死に頑張って元気を取り戻しました。




私たちが引っ越した後、今度は激痩せしてしまって…。


1週間で骨と皮だけになったそうです。


今度もオーナーさんが前以上に必死になって、


毎日飼いをあげに行ったり獣医さんも呼んでいたみたいです。


私が「こっちに来れば」と提案しても、


馬運車で移動するのも無理なくらい体力も気力もないとのこと。




数週間後に「少し元に戻ったよ」と連絡があって安心してたのに。




まだ若くて、多分10歳代前半だったと記憶してます。




障害を跳ぶのが上手で、素直で、バランスに敏感で、


顔もハンサムで、夕日が当たると栗色の身体がキラキラして眩しくて、


私も何度か乗らせてもらいました。


馬場の出入り口に勝手に走られて怒ったりもしました。


手入れを手伝うことも多く、手入れ中はすごく大人しくて協力的な馬でした。


体力が回復する秋くらいになったら競技会で会えるかな、って楽しみにしてました。


オーナーさんが、それこそ目の中に入れても痛くないってくらい可愛がってて、


信頼と愛情あふれる馬でした。








詳しくは話せませんが、


「悲しい」というより「可哀想」という気持ちでいっぱいです。


オーナーさんに、もっと強く移籍を勧めれば良かった。


少し体力が戻ったと連絡があった時に言えば良かった。


もう一度、あのキラキラの栗毛をなでてあげたかった。