乗馬クラブめぐりの旅① | お馬さん日和

お馬さん日和

2018年まで一緒だった黒い愛馬との思い出と、
2019年から一緒になった白い愛馬とのこれから。

あと、ヲタク少々。

牧場の衛生管理が不十分なため

夏場に我が家の愛馬くんが蹄叉腐乱になったことや、

なぜか私にだけ洗い場を使わせてくれなかったりする理不尽さで、

所属乗馬クラブの移籍を考え始めたのが去年の夏。


少しずつ動いてたことを書きます。メモ




他の乗馬クラブを見に行く際に注目目したのは、


まず馬房。


そして、馬の状態。(特に蹄)


あとは、料金・日々の運動と手入れ・レッスン内容・飼いの回数・放牧の様子・

獣医さんや装蹄師さんとの連携・競技会への参加・外乗できる環境かどうか、

など、細かく聞いていきました。



驚いたのは、訪ねたところ全て馬房の状態が合格


敷き料はオガコや稲藁など独自のこだわりで使い、

(馬の状態によって使い分けているところも有り)

深さも10cm以上が当たり前。

馬房からツーンとしたアンモニア臭がにおうところなんてひとつもありません。

牧場でもみ殻を敷き料にしてると言うと失笑されて恥ずかしかったです。

(それどころか、地面が所々見えるくらいしか敷いてないから、

おしっこが飛び散って肢が濡れてるなんて言えもしなかった…)



もうひとつ驚いたのが、悪意を持って噛んでくる馬がいない。


「この馬はちょっと攻撃的なので気を付けて下さい」と言われる馬は

各クラブに1頭いたりいなかったりやけど、

聞くと競走馬を引退したばかりでピリピリがまだ残ってる馬や、

怖がりで耳を伏せるだけの馬ばかり。

1頭1頭撫でていったけど、声をかけて手を見せながら近付くと、

「気を付けて」と言われた馬たちも大人しく顔や首を撫でさせてくれました。


…前の牧場にはあちこちに「注意この馬は危険です注意」の看板が…。

この牧場に来てから噛み癖がひどくなった馬のオーナーさんが、

自馬の馬房に付けられたこの看板を悲しそうに見てはったのを思い出します。



っていうか、上記2つのことは多分当たり前のことで、

特段驚くようなことではないんだろうなぁ。



面白かったのが、競技会によく参加しているクラブに行って

簡単な自己紹介(自分の名前と、高齢馬を持ってること)をすると、

「あぁ、○○(牧場名)さんところの△△(愛馬くんの名前)ね。

良い馬だよね~。ウチにおいでよ」

と、どこ行っても素性がバレバレなこと。


愛馬くん、有名人です。


愛馬くんの名前はあっていて、

私の苗字を間違って呼ばれたりとかもありました。akn



そしてどこも共通していたのが、

馬のことについて質問すると、きちんと理由を添えて答えて下さるところ。

前の牧場のボスのように「俺が言うんだから間違いない」なんてのは一切ナシ。

信頼度もぐんと上がります。アップロードアップロードアップロード




そんなこんなの乗馬クラブめぐりの旅ですが、

私が気にする最低限の条件(馬房と蹄)はどこもクリア。

あとは諸々の長所・短所を見比べながら、

どこに移籍するか選び放題な状態になります。


まぁ、その時はまだ完全に移籍するつもりではなかったんやけどね。汗


どなたが読んで得するんか分からへん記事やけど、

乗馬クラブめぐりの旅シリーズはしばらく続きます。つづく