2012年1月28日、
新しい乗馬クラブへ移籍しました。
28日の早朝、お世話になった方々に見守られ、愛馬くんは馬運車へ。
輸送プロテクターなどを付けて準備してる間にボロとおしっこを済ませ、
鳴きまくってたけど素直に馬運車に乗るところはさすがだなぁと思いました。
先生と、すごくお世話になった仲良しさんに、私の描いた馬の絵をプレゼント。
仲良しさん家族の愛馬。私も何度か乗らせてもらいました。
牧場へは退厩理由を綴った手紙を提出。
これ読んで少しは改善されると良いな。
先生からは、愛馬くんの名前の刺しゅうが入ったタオルとバスタオル、
大好物のキャベツやたくさんのお菓子を頂きました。
仲良しさんからは、「(移籍先の)山は寒いから…」と毛糸の腹巻きを頂きました。
ありがたいー!
大事に使います!
涙は我慢して、笑顔でしました。
馬運車を走らせること50分、新天地に到着。
馬運車から降りた愛馬くん、
「あれ、いつもの競技場とちゃうやん」
みたいな顔。
ガッチガチに緊張してます。
肢もガックガク。
蹄叉腐乱の治療に、と、稲藁がフカフカに敷かれた馬房へ連れてくと、
案の定、稲藁に喰らいつく愛馬くん。
ガッチガチのガックガクやのに食い意地は相変わらずなんや…。
一晩経って稲藁を全部食べつくしてたらどうしよう。
でも、吹きさらしの馬房じゃないし、
薄馬衣と厚馬衣を2枚重ねで着て暖かいね。
なにより馬房の中で無口外せるから気持ちいいね。
午後になって落ち着いてたので引き馬してみました。
バタつくこともなく何も事件も起きず終了。
前の先生から頂いたをおやつにあげて、
「明日また来るね」と言って帰りました。
翌日の29日。
乗馬クラブに付いて厩舎を覗くとけたたましく鳴かれました。
新しい先生曰く、人の姿がないと寂しいようです。
あと、飼いの食いが悪いのでされてました。
飼い桶を見てみるとヘイキューブが残ってる。
柔らかくて良い匂いのするヘイキューブやのに。
まぁ愛馬くんは歯ごたえのある硬いのが好きやし、
今までも引っ越しした時は1週間くらいそういう状態になってたので、
慣れてくれるのを待つしかないかな。
あ、稲藁はちゃんと残ってました。
午後から新しい先生によるレッスン。
雪が残ってたり土が凍ってたりするので、
馬場の3分の1くらいの状態の良い場所で輪乗りをしながらの運動です。
大きな運動は出来ないので、基本姿勢をきちんとしましょうってことで、
・目線はもっと上、進行方向に
・肩を開いて柔らかく
・拳は低い位置に、内側に巻き込まない
・肘で拳を動かす
など、マンツーマンなのでその都度修正してもらいました。
あとは以前から言われてる膝と踵なども指摘されましたが、
これでもだいぶ良くなった方なんだぜ!
拳を譲るタイミングも愛馬くんの状態を見ながら言ってもらえるのでありがたい。
風で何かが倒れた音に横跳びしたくらいで、
後は不穏な動きの無かった愛馬くん。
下馬して手入れ。
肢元は汚れてなかったので蹄だけ水洗いして、
後はブラシで砂を落として馬体を拭いて。
寒いので手早くする必要はあるけど、
今までみたいに怒鳴られる心配がないので心穏やかに手入れできました。
そんなわけで愛馬くんのお引っ越しは無事完了しました。
来週には飼いも全部食べられるようになってると良いなぁ。