今回は、僕の叔母さん:姪娘(めいのいらつめ)の話をさせてください!(^^)!
かなり以前、妹:阿陪皇女(後の元明天皇)の話をしたときに少し触れたことがある人でして、阿陪の母親なんです(^_^)
かなり以前、妹:阿陪皇女(後の元明天皇)の話をしたときに少し触れたことがある人でして、阿陪の母親なんです(^_^)
そして、僕が最も親しみを込めて「叔母さん」と呼べる人物です(~o~) 蘇我倉山田石川麻呂(僕のおじいさん)の娘であり、僕のお母さんの遠智娘の妹になります(^o^)
まず、この話から! お父さん(後の天智天皇)とお母さんとの婚姻話は、中臣鎌足が結びつけたものですけど、すんなり決まったわけではなく、当初は石川麻呂おじいさんの一番上の娘を相手と考えていたんですね(・・;) でも、婚姻が決まった直後に、同族によるその娘の略奪という不始末が起こってしまい、おじいさんは大ピンチとなり、頭を抱え込んでしまいました(>_<) ここで、二番目の娘であるお母さんが窮地を救ったんですよね(^。^) 「心配しないでください、私を身代わりに婚姻話を進めていただいても間に合うのではないですか!」と言って、自ら妃に立候補したんです(^-^) ←何か、このことだけ聞くと、お父さんと結婚するのを、皆が避けてたみたいに思われそうですね、可哀想なお父さん(T_T) それにしても、蘇我の一族って、皇子との婚姻が決まった女性を略奪してしまうなんて、皇室への冒瀆、暴虐、軽蔑しすぎですよ!
まあ、一悶着ありましたけど、お父さんと石川麻呂家の姫との婚姻は無事整いました(^_-)
その婚姻騒動のときは、姪叔母さんはまだ幼子でしたから、そんな話の渦中に入ることはありませんでした(^^;) 僕のお母さんとは10才近くも年が離れた妹(同母妹かどうかまでは定かでありません!)ですから、深く考えることなく無邪気に過ごしていた頃です(^ ^) もちろん、そのときは、自分の将来の夫が誰になるかなんてことは、知る由もなかったですけどね(~_~;)
蘇我氏は、昔から有力、かつ、裕福な豪族でした(-_-) ただ、大臣(おおおみ)の座や利権を独占してきた本家と比べると、分家である石川麻呂おじいさんの家は劣りますけど、経済的にそれなりの余裕があるのは間違いありません(#^.^#) その家で、姪叔母さんは、必要な教養を身に付けつつ、姫様として健やかに育っていきます(^-^)v 石川麻呂おじいさんも尽力した乙巳の変により、本家の蘇我蝦夷・入鹿親子が滅びた後は、おじいさんは右大臣の座に就き、富と地位を欲しいまま(?)にしていきます(^<^) ますます経済的に余裕が生まれてきます(*^_^*) 蘇我本家が独占していた大臣の座と比べたら、それ程高いものではありませんけど、本家亡き後、蘇我氏の中心に立ったのがおじいさんであることは、誰の目にも明らかです(^^♪ 乙巳の変の功労者として、新政権を支える重臣として、石川麻呂家が盤石になってきました!(^^)! 今更ながら、よくぞ二番目の娘が、今や実力者となった皇太子(当時は、中大兄皇子と呼ばれていました!)の妃となってくれたものだ!と大成功の結果に満足です(=^・^=) その功労娘と仲良くしてもらっている妹の姪叔母さんです(~_~) 皇太子妃となった姉のところへと時々通い、話し相手になってあげます、いや、なってもらいます(^^♪ このときの都は、生まれ育った飛鳥の地を離れ、海に近い難波に移っていました(^ ^) 慣れない地で生活していることもあり、姉妹が会って話をするのがお互いに気休めになります(^_^) 政治のことは詳しく分かりません(姉もあまり話をしません)けど、かつての天皇制冒瀆者であった蘇我本家の蝦夷・入鹿親子に代わって、父親や一族が、今度は天皇家を支えながら政治の中心に立っていることを実感します(^<^)
姉は立て続けに女児を2人産んでいます(^o^) 当時はまだ幼さが残る姪叔母さんではありますが、姉の子どもたちと接するのも楽しみ、面白味があります(~_~) 赤ん坊ってこんなに泣くのかぁ、こんなことをしたら泣き止んでくれるのかぁ、と感じてきます(~o~) 「大きくなったら、どんな子になるんだろう?お母さんや私のような女の人になってくれるかな?」 ←このときは、まだ姪叔母さんも子どもでしょ(ーー;) ニコニコ微笑みながら、2人の女児を見守っていきます(^。^) 毎日が新鮮に思えてくる日々の連続です(^-^)
良いことばかりが続いていく(*^_^*) この幸せのときを楽しんでいた遠智お母さんと無邪気な姪叔母さんでした(^_-) でも、この幸せな日々は続いてくれないようです(*_*)
この後、信じられないような恐ろしい悲劇が待ち構えていたんです!
石川麻呂おじいさんは、皇太子:中大兄お父さんの良き協力者、良き臣下であるわけですけど、その評価が高まるにつれ、快く思わない人物が出てくるのは、どこの世界でもよくある話かもしれません(・・;) それが、同族の中から出てきたんです(ー ー;) おじいさんの異母弟に日向という奴がいます(・・;) 一族の中からも胡散臭いと思われている奴でして、お母さんも叔母さんも嫌っている人物です(-_-;) その男がおじいさんの足元をすくってやろうと悪巧みを働きます(T_T) おじいさんも皆も、そんな恐ろしい企みが潜んでいることを知る由もありません(+o+)
その頃、まだ若い姪叔母さんに婚姻話が浮かび上がります(^_^)v 可愛い妹に一緒に居てもらいたいと願う遠智お母さんの進言もあってこそのものでして、相手は、何と中大兄お父さんなんです(~o~)
まだ続きますねm(_ _)m