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Zatolog

つれづれなるまゝに、日暮らし、硯に向ひて、心に移り行くよしなしごとを、そこはかとなく書きつくれば、怪しうこそ物狂ほしけれ。

日々感じたことを、忘れずに、共有し、共感し、共生したい。

オットーという男@Amazon Prime Video 


オットー・アンダーソンは、こだわりが強く融通がきかない、とても生きづらい性格の持ち主。

毎朝近所の見回りをして、駐車違反やゴミの分別などを口うるさく指摘している。

愛する妻に先立たれ、生きる活力を失い、自らの命を断とうとしている。

そんな中、家の向かいにメキシコから引っ越してきた若い家族がやってくる。

彼らのペースに巻き込まれ、オットーの日々に変化が訪れる。。。


なんとも、身につまされる作品であった。

オットーの身に起きる悲劇の数々は、その偏屈さをもって余りある。

キャラクター造形は典型的ではあるものの、作品世界の中で闊達に生きている。

その最たるキャラクターが、オットーの妻ソーニャであった。

彼女の献身性であったり先見性であったりが、この物語を好転させる根幹となる。


オットー自身が疎ましく思っていた存在を総動員して、物語の大団円を迎える結末は見事であった。

ソーニャがそうであったように、オットー自身も死を迎えた後に燦然と生き輝くのである。


目標まで、あと49本。

静かなるドン 後編@Netflix


後編では、鬼州組組長の坂本健がこの世を去り、未亡人である龍子が組長代理となり、

静也の発案で親子盃を交わし、抗争を回避しようとするところから、

それが鬼州組内部の企てにより破談となり龍子が惨殺され、若頭の沢木との全面戦争となる。


結局はお決まりの展開であり、特筆すべき点はない。


好演が光るキャストも見受けられず、またしても製作された意義に疑問を感じた。


目標まで、あと50本。

静かなるドン 前編@Netflix


幾度となく映像化された原作の再映画化。

今回、主人公の近藤静也を演じるのは伊藤健太郎。

前編は新鮮組三代目総長を継ぎ、鬼州組組長の坂本健との抗争まで描く。


元々の設定は女性下着メーカーに勤めるうだつの上がらない社員と、ヤクザの三代目との二足の草鞋であったが、

現代的な視点を加味してか、広告デザイナー会社勤務に変更されている。


中身としては典型的なVシネマの範疇を出ておらず、正直今の世に出す理由を見出せなかった。


目標まで、あと51本。