オットーという男 | Zatolog

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つれづれなるまゝに、日暮らし、硯に向ひて、心に移り行くよしなしごとを、そこはかとなく書きつくれば、怪しうこそ物狂ほしけれ。

日々感じたことを、忘れずに、共有し、共感し、共生したい。

オットーという男@Amazon Prime Video 


オットー・アンダーソンは、こだわりが強く融通がきかない、とても生きづらい性格の持ち主。

毎朝近所の見回りをして、駐車違反やゴミの分別などを口うるさく指摘している。

愛する妻に先立たれ、生きる活力を失い、自らの命を断とうとしている。

そんな中、家の向かいにメキシコから引っ越してきた若い家族がやってくる。

彼らのペースに巻き込まれ、オットーの日々に変化が訪れる。。。


なんとも、身につまされる作品であった。

オットーの身に起きる悲劇の数々は、その偏屈さをもって余りある。

キャラクター造形は典型的ではあるものの、作品世界の中で闊達に生きている。

その最たるキャラクターが、オットーの妻ソーニャであった。

彼女の献身性であったり先見性であったりが、この物語を好転させる根幹となる。


オットー自身が疎ましく思っていた存在を総動員して、物語の大団円を迎える結末は見事であった。

ソーニャがそうであったように、オットー自身も死を迎えた後に燦然と生き輝くのである。


目標まで、あと49本。