室井慎次 敗れざる者 | Zatolog

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つれづれなるまゝに、日暮らし、硯に向ひて、心に移り行くよしなしごとを、そこはかとなく書きつくれば、怪しうこそ物狂ほしけれ。

日々感じたことを、忘れずに、共有し、共感し、共生したい。

室井慎次 敗れざる者@TOHOシネマズ池袋


『踊る大捜査線』の室井慎次のその後を描くスピンオフ映画であるとともに、

一度終焉を迎えたシリーズのリブート作品第一弾。


室井は定年まであと二年を残した時点で、警察を早期退職し、地元の秋田に戻ってきている。

鄙びた田舎町で畑を耕しながら、犯罪被害にあった子供を引き取り里子に迎え暮らしている。

ある日、家のすぐそばに腐敗した遺体が埋められていることが発覚する。

その身元は、20年ほど前に自分が担当した、湾岸署管内で起きた会社役員殺人事件の犯人であった。

世にいう、レインボーブリッジ封鎖事件で逮捕され、刑期を終えて出所した者だったのである。

そして、もう一つ、かつての事件で逮捕された日向真奈美の娘も、なぜか室井の元に転がり込んでくる。

果たして、この因果の物語はどういう幕切れを迎えるのか。


待ってましたの気持ち半分、もう見たくなかった思いもある、というところだろうか。

そして、それはスクリーン上でもほぼ同比率で体現されていたように感じた。

室井の前に現れるシリーズお馴染みの登場人物たちにウキウキする反面、

思ったようなポジションではなかったり、都合よく配置されていたりすることが若干気にかかる。


とはいえ、嫌がる柳葉敏郎を説き伏せて作られた作品は伊達ではない。

後半に期待。


目標まで、あと31本。