人魚の眠る家人魚の眠る家、開始10分で挫折…決して、面白くなかったわけではない。ただただ、実際に3歳の娘を持つ父として、親の都合で祖母に預け、連れて行かれたプールの排水溝に指を挟んで水中に沈み、それが原因で脳死に至るという発端が辛くて見ていられなかった。祖母を演じた松坂慶子さんの「私が代わりに死ねば良かった」というセリフは、使い古されたセリフではあるけれども、ここまで心抉られるとは思わなかった。5年前なら見られたと思う。今はとても見る気になれない。人の親になることは、人を変える。