えらいご無沙汰です。
一度途切れると、また書き出すのに勇気がいりますね。
さて、今回は映画ネタでありながら、映画本編には全くといっていいほど触れません。
今日は、昼過ぎに「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」を観てきました。
人気作の4作目で、シリーズ初の3D上映となっております。
そう、3Dってのを観たかったので、これになったわけなんです。
映画の内容は取るに足らない内容で、ここでの言及は控えます。
一言で言うなら、無駄遣いだなぁという感じ。
あの予算があれば、良作がもっともっと作れるのにと思ってしまいました。
で、今回の眼目である3D上映なんですが、
もともと、個人的には否定的なんです。
言葉を選ばずに言えば、「いらない」とさえ思っていました。
ニンテンドー3DSの発表の際にも、「不必要だろ」と思いましたし。
ただ、どんなものかは興味があるので購入しましたが、
3D対応ゲームは、まっっったくやっていません。
宝の持ち腐れですが、「二ノ国」とかやってます。
体感せずに文句だけ言うのは卑怯だと思うので、
いつかガッツリと体験して、自分なりの結論を出したいと思っていました。
「アバター」の時にはタイミングが合わなかったのと、内容的に食指が惹かれなかったので、
パスしてしまったのですが、今回は重い腰をあげてみました。
色々調べると、IMAXシアターでの上映がもっとも臨場感のある上映が楽しめるということだったので、
調べに調べて、浦和か豊島園のユナイテッドシネマが候補に挙がりました。
野暮用で近所まで行く予定があったので、豊島園に決定。
ユナイテッドシネマとしまえんさんは、一番大きなシアターを改装していらっしゃいました。
各座席はウィンブルシートという、音響の重低音に合わせて振動する座席になっており、
別途200円を払って、さらなる臨場感を得ることができます。
今日は最大限IMAX3Dを体感するという狙いがありますので、
もちろん200円払って、それも体感してきました。
前置きが長くなりましたが、結論としては、
やっぱり3Dで上映する必要がどこにある?!
という思いは、ひっくり返りませんでした。
ひっくり返らないどころか、益々強くなるばかり。
最大の邪魔者であるのが、あのメガネ。
仕組みはよく理解してはいないのですが、サングラスをかけて映画を観ているようなもんですから、
プリントの色が、正確に網膜に伝わってこないのです!
なぜみんな、これで文句を言わないのかが理解できないのです。
観客が文句を言わないのももちろんですが、製作者も何も思わないのでしょうか。
だって、空も海も沈んだ青で、暗い場面なんかもう1段階暗くなっているんですよ。
もちろん、迫力と引き替えに発色を犠牲にしたとも言えるでしょう。
何かを得るためには何かを失う、それは仕方ないことかもしれません。
ただ、海洋映画で海の色が出ないってのは、その段階で失格ではないでしょうか。
「千と千尋の神隠し」のDVDの発色が本公開版と違ったときに、あれだけ大騒ぎしていたくせに、
映画業界が無理矢理引っ張って作り上げたものを、黙って享受するのはおかしくありませんか。
眼目である迫力も、それほど感じることができませんでした。
僕らが小さい頃に観た3D映画は、赤と青のセロファンのメガネをかけるものでした。
あれは、本当に飛び出してくる迫力があったような気がします。
(思い出補正がかなりかかっているとは思いますが。。。)
今の3Dの形式は、飛び出すよりも奥行き感をつくるものですから、
たかが知れた迫力な気がしてしまうのです。
優れたことをあげるなら、字幕が浮き上がっているから、
読みやすいなぁとは思いましたが。
その字幕も、その道の第一人者の方が訳していらっしゃったのですが、
はっきり言って、設定を難解にし、理解を浅くする一翼を担っている気がしてしまいました。
映画業界の3D旋風が、早いところ収まってくれるのを切に望みます。
3Dがもたらした、デジタル上映という形式は評価できると思うのですが、
映画としての未来を見据えながら、本質を射貫くことがこれからの我々の役目だと痛感しました。