「ジーン・ワルツ」 | Zatolog

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つれづれなるまゝに、日暮らし、硯に向ひて、心に移り行くよしなしごとを、そこはかとなく書きつくれば、怪しうこそ物狂ほしけれ。

日々感じたことを、忘れずに、共有し、共感し、共生したい。

今日はだいぶ早い時間に書きます。
こんなこともあってもいいのかなと思って。

本日は自宅近くの映画館に行ってきました。
独りで。。。
我妻様は友達との約束で遊びに行ってしまったので、
日曜の朝一番という、なんとももの悲しい上映回に行ってきました。

本当は「白夜行」を観ようと思っていたのですが、
うまいこと時間が合わず、急遽「ジーン・ワルツ」を観ることに。
あと10分早く着いていれば、「白夜行」だったのですが。。。

結果としては、非常に期待以上の映画でした。
「白夜行」を観ていないのでそれ以上かどうかはわかりませんが、
なんとも心に響く映画でした。

理由はたったひとつです。
原作を著しく裏切る映画ではなかったということです。

最近のテレビドラマや映画は、オリジナル作品を作るよりも、
漫画や小説から原作をとってきて製作することが増えてきたのはご存じの通りです。
原作軒を獲得するのが先か、キャスティングをおさえるのが先かによっては、
原作では男性の役を女優さんが演じることになることもあります。

「ジーン・ワルツ」の海堂尊先生、「白夜行」の東野圭吾先生は、現在の日本ミステリー小説界の第一線を走っておられる先生です。
両先生の小説は数多のテレビドラマ・映画として製作されています。
例えば、東宝製作の「チーム・バチスタの栄光」では男性だった主人公が竹内結子さんになっています。
厚労省の火喰い鳥との異名をとる小太りのキャラクターは、映画では阿部寛さん、テレビドラマ版では仲村トオルさんです。
興行という性質上、仕方のないことなのかも知れませんが、
やはり原作ファンとしてはうまく飲み込めないことがあるのも事実です。

ただ、素人目に観ても観客を動員できるキャスティングじゃないのも事実です。
面白い作品と、派手な作品と、売れる作品。
表現作品にはいろいろな形容詞がつきますが、
「悪い作品」以外は、興行会社として割り切って製作することが大事なのではないでしょうか?

少なくとも、「ジーン・ワルツ」では原作のイメージを裏切ることなく映像化されていました。
海堂尊先生の作品をすべて読んでいるおいらにとっては、
とってもとっても素敵な映画でした。