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「屍鬼」 小野不由美 著
とある小さな閉鎖的な村でのお話。
一つの集落で惨劇が起こる。
そんな中、奇妙な余所者が引っ越してきたことをかわきりに、体調を崩し亡くなる人が続出する。
その村に起きた事とは?
村は死から逃れることはできるのか?
単行本だと5巻もの長大作。
小野不由美さんは好きな作家さんなのに、今まで2回挑戦して、2回とも上巻の途中で諦めた過去があります。
上巻はひたすら村で起きてることの何かがおかしい!?
その不気味さと緩慢さが真綿で首を締められるよう。
下巻に入ってから、物語は急展開。
ラストは色んな人の視点で描かれ、怒涛に突き進む。
自分の軸が定まらず、都度、沢山の登場人物の感情に流された。
感情の置き所が分からない。
着地点がとうなるのか気になって仕方なかったが、想像のはるか上を行く。
ただのホラーではなく、正義・倫理・差別・生死感など、答えのないことを突きつけられる。
この作品を読むにあたり、3ヶ月かかりました。
ですが、リタイアした過去も乗り換え、このラストを原作で読めた達成感があります。
(アニメや漫画では設定が少し変わっているらしい)
色んな意味で、読めて良かった作品でした。
昨日、放送された金曜ロードショー。
「かがみの孤城」
この原作の本がとても大好きです。
二度読み返したほどです。
一回目読んだ時の感想はこちらです。
未だに私の中ではトップ3に入る名作です。
そんな映画化ですが、、、
原作にほぼ忠実なのですが、時間の尺とかもあって、削られたエピソードもありました。
実際のいじめのシーンや登場人物の苦悩がややマイルドになり、子供向けに見やすく分かりやすくした印象があります。
本作品に興味があり、本かアニメかと迷っているならば、私は個人的には原作小説を強く薦めたいです。
ただ、この金曜ロードショーの放映を記念して一週間限定「ストーリーのその後を描いた二分の特別映像」が公開されております。それがとても良かったので共有させて下さい。
ネタバレ含みますので、原作、もしくは劇場版アニメを見られた方のみ見てみて下さい。
限定公開なので、もし期限切れになってしまっていたら、申し訳ありません。



