
アシアナ旅客機事故調査に関連し、韓国の事故調査委員会が14日、米国家運輸安全委員会(NTSB)に抗議の書簡を送ったが、これに対しデボラ・ハースマンNTSB委員長が15日、電話で遺憾の意を表明したことが明らかになった。
韓国の事故調査委員会は14日、NTSBに書簡を送り、客観的で公平な事故調査や事故原因に関する情報の提供などを要求していた。
クォン・ヨンボク国土交通省航空安全政策官は15日、 「(韓国側が送った書簡への返信として)ハースマン委員長が電話をかけてきて、事故調査当局の首長同士通話をした」ことを明らかにした。
ただし、米当局が言及した内容については、明らかにされていない。
公式文書に電話で返信することは、礼儀に反するのではではないかとの指摘に対しては、クォン政策官は「事故調査委員会の首長同士の集まりがあり、ハースマン委員長と普段にも時々電話をする」と説明した。
むしろ親しみのある行動であることを示唆した。
韓国国内では、NTSBは事故翌日から連日にわたって記者会見を行い、パイロットの陳述やフライトデータレコーダー(FDR)やボイスレコーダー(CVR)の分析結果などを詳細に公開し、パイロットの操縦ミスを印象づける発言を何回も行ってきたと問題視されていた。
一方、韓国の統合進歩党は15日、NTSBが公式書簡に非公式な電話で答えたのは、失礼であると批判した。
さらに、NTSBと現地テレビ局KTVUは、侮辱的な意味合いを含んだ間違った名前を操縦士の実名だとして報じた。
NTSBと米国のいくつかのメディアは、残念な人身事故の前にも一貫して差別的で不公平な態度をとっており、深刻な遺憾と懸念を表明すると述べた。
2013/07/16
[ソウル:時事]