
前の大統領が解任されたエジプトでは、暫定政権の陣容がいまだ固まらず、混乱が続く中、在留日本人の間でも、国外への出国の動きが広がっている。
日系企業のカイロ駐在員は「(家族は退避する?)夏休みも兼ねて(国外へ出る)、もともとのスケジュールより2週間ちょっと早めに」と話した。
混乱が続くエジプトでは、日本の外務省が渡航延期勧告を出している。
エジプト国内には、1,000人余りの日本人が在留しているとされ、一部で国外退避の動きが広がっている。
タハリール広場には、モルシ氏を解任に追い込んだ勢力が再び集まり、「これはクーデターではない」と、軍の対応を強く支持している。
休みが明けた7日、タハリール広場には、大統領の解任を支持する市民ら数万人が集結した。
一方で、モルシ氏の支持派も抗議デモを続けていて、国論は、完全に二分した状態が続いている。
情勢安定のため、組閣を急ぐマンスール暫定大統領は、当初、若者に人気があるエルバラダイ・IAEA(国際原子力機関)前事務局長の首相起用を検討していたが、批判が出たため、撤回するなど、暫定政権樹立の見通しも立たず、緊張が続いている。
2013/07/08
[FNN]