
2012年、中国のエネルギー需要が世界全体の需要に占める割合は21%にのぼった。
米国の17%を大きく引き離して世界首位に立っている。
こうした傾向は今後も強まると見られており、専門家の多くは、中国が今後20年間にわたって世界のエネルギー需要のトップを占めると予測している。
また、輸入需要の旺盛な中国は、エネルギーの国際価格を主導する重要な位置づけに立つと考えられている。
しかし、そんな中国が常に国際ルールを守っているとは言い難い。
インターネットを介した他国政府や企業に対する不正アクセスは、その多くが中国を発信源としており、知的所有権を侵害する行為も多い。
しかし、そうした行為を自重することがG8への参加条件というなら、それはロシアも同様だ。
中国は模範的ではないにしても、この20年で7億5000万人を貧困から脱却させ、ハイテクの開発・応用、気候変動への対応などで効果を上げており、何一つ学ぶべき所がないように見なすのは横暴だ。
エネルギー市場と同様に経済面においても、何らかの成果や振興効果を期待するならば、G8首脳陣は偏見を捨てて中国をテーブルに招くべきだ。
2013年6月20日
[英紙:フィナンシャルタイムズ]