
2013年6月14日、中国の大手旅行サイト「携程網」が初めて発売した、南シナ海に浮かぶ西沙(パラセル)諸島へのクルーズ観光ツアーがこのほど、正式にスタートした。
観光客らはクルーズ客船「椰香公主号」に乗り、美しい景色が広がる同諸島の観光を楽しんだ。
人民日報海外版が伝えた。
中国は昨年、西沙諸島、中沙諸島、南沙諸島を管轄地とする海南省三沙市を設立。
南シナ海に浮かぶ260以上の島やサンゴ礁などで構成され、豊富な熱帯観光資源を誇る。
うち、西沙諸島周辺の海水は透明度が高く、40メートル先まで見えるほどで、世界的に有名ないかなる島にも引けを取ることはない。
島には40種類以上の鳥が生息し、「鳥の天国」と呼ばれている。
「携程網」観光業務部の何勇(ホー・ヨン)副総経理によると、今回発売されたのは5日間のツアー旅行で、観光客はまず、海南省海口市でクルーズ客船に乗り、19時間かけて同省文昌市北端の岬・木蘭角や七洲列島、西沙諸島最北に位置する暗礁・北礁などを通過し、同諸島西部の永楽群島に向かう。
その後、鴨公島に上陸し、漁村を訪れ、漁民の生活を体験する。
わずか面積0.01平方キロの同島には、漁民約40人が生活しているという。
一方、コースに含まれている全富島は無人島で、周囲の海には美しいサンゴや魚の群れが生息し、世界有数のダイビングスポットと称されている。
上海発の同ツアーの料金は9210元(約14万2000円)。
何副総経理によると、同ツアーはハイエンド商品として位置づけ、高いクオリティーを維持して、ツアー数も制限する。
5月末に第1陣が出発したのに続き、6月にも同ツアーを企画している。
何副総経理は、西沙諸島周辺に生息する海洋生物や鳥類の多くは中国の法律で保護されているため、法律を守り、動物の保護に協力するよう観光客に呼び掛けている。
2013年6月17日
[レコードチャイナ]
