ぼーっとしてたらまたグログの更新を怠りました。でも本はどんどん読んでいます。
GOTOキャンペーンで今年は沢山国内を堪能しました。今週末は箱根に行きます。改装が終わったばかりの富士屋ホテルに泊まるのです!
今感染者多くなって来ちゃって困ったなと思っていますが県内移動だし車なので対策しっかりして行ってきます!
時代小説だけどなんか元気が出る小説ないかなーと本屋でウロウロしていて見つけました。
土橋章宏(ハルキ文庫) 引っ越し大名三千里
これ、知らなかったんですが映画にもなっているのですね(だから本屋で平積みになってたのか?)
この作家さんはじめて読んだのですが登場人物がみんな魅力的で文章のリズムも軽快で読みやすいです。どっしりした時代小説を読みたい人には物足りないとは思いますが、私は昔の人も四苦八苦して頭を絞って最善を尽くしたんだなぁと楽しみつつ時代背景も分かって面白かったな。
かたつむりというあだ名の書庫係(閑職)でひっそり禄をはんでいた主人公が突如引っ越し奉行に任命(押し付けられた)されてウンウンうなりながらも金策や節約・引っ越し準備を采配する様子も読んでいて「頑張れ!頑張れ!」と応援したくなったし、最後は引っ越ししすぎて藩全体が引っ越しの達人になって国替のお達しが出る度に一致団結してやる気出がみなぎってる様子とか感動しちゃったよ。
私小説は読んでないのですが超高速!参勤交代とリターンズの映画は観てたわ。この映画も土橋さん原作だったのですね。そりゃ面白いわけだわ。映画の引っ越し大名!もNetflixでやってるかしら。調べてみようっと。
【まらそん侍】も購入してあるので読むの楽しみ。今は三浦しをんさんの新刊、【マナーはいらない 小説の書き方講座】を読み始めたところです。