昨日のブログにコメントくださった、とんとんさん、ミスれもんさん、ugjajajtさん、惠さん、takaさんありがとうございます。
なんとか生きてます!あと2時間をボンヤリと過ごそうと思います☆
一応今週までにしなければいけない仕事は無事に全部片づいたので、もう帰ってもいいんですけどねぇ。定時まで2時間を切ったところで早退しても有給が減るだけだし勿体ないよなぁと思ってデスクでボワーっとしています。
うちの部署は仕事中は周りに気を配る人もいないし、一言もしゃべらない部署なので、熱でボワーっとしている私には嬉しい環境です。しかし静かすぎて ウトウト・・・ハッ! というのを繰り返してるんですけどね(笑)
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酒見 賢一著 (新潮文庫) 『後宮小説』
内容:時は槐暦元年、腹上死した先帝の後を継いで素乾国の帝王となった槐宗の後宮に田舎娘の銀河が入宮することにあいなった。物おじしないこの銀河、女大学での奇抜な講義を修めるや、みごと正妃の座を射止めた。ところが折り悪しく、反乱軍の蜂起が勃発し、銀河は後宮軍隊を組織して反乱軍に立ち向かうはめに…。さて、銀河の運命やいかに。第一回ファンタジーノベル大賞受賞作。 |
で、いい加減やめろよ!と思われるかもしれませんが、今日もブログを更新しようっと。たしかこれは大学受験から解放された時に本の欲が爆発して私史上最高の暴走、棚買い3段買いというのをしました。(注:棚買いは本屋さんの本棚のココと決めた段の一列を作者関係なく買い占めるというもの、三段買いというのはそれを本棚三段分を買い占めたということです)そのときにギリギリ酒見氏の作品が入っていて、読み出したら お も し ろ い!!!
本の後ろのあらすじを読んで、さぞかし大奥のように女のドロドロが繰り広げられて醜い状態なんでしょうよ♪と思って読み始めたんですけど、全然違いました(笑)むしろスカーンとスッキリっていうかあっけらかんというか、、主人公が駆け引きなしのいつでも直球勝負な性格がとても良かった☆☆☆
中国のド田舎に住んでいる主人公銀河を後宮に推薦した(銀河が乗り込んで来たため無理矢理させられた(笑))官僚に、後宮に着くまでの旅路で「いったいお前は後宮をどのような処だと思っているのだ?」と聞かれ「三食昼寝付きのところ」とあっけらかんと答える箇所には皇帝の寵愛を受ける為の裏工作なんか微塵もなくて、一気に主人公銀河が好きになっちゃいました☆
双樹との後宮までのトンネルでの出会いや、意外に鋭い人間観察と物怖じしない人懐っこさ・・・銀河の成長過程がとても面白いです。
銀河が入宮してからルームメイトになった三人も個性的でとても面白い!他にも後宮に住んでいる女性達の民族色豊かな様は、中国って本当に広いんだな~と思わせてくれますよ(^^)
ルームメイト三人は、玉遙樹(実は皇帝の姉)と無口で冷静沈黙な江葉、鼻持ちならない貴族階級のセシャーミン。
私的には江葉が一番好きだったな。いつも眠そう(ていうかほとんど寝てる)なのに独自の考えをしっかり持っているところがとても魅力的です。あ、でもセシャーミンも最初はお高くとまった女だったけど、銀河と関わるようになってどんどんと変化していくのを見るのも面白かったな☆
玉遙樹も掴みにくいところがちょっと苦手だったけど、ルームメイトで女大学(入宮したら学校で教育を受ける)の試験勉強(体の部分名称を覚える)していたときに他の三人のあまりの素朴さ(?)に吹き出し、「うぬら、アホか」という場面で一気に親近感がわいたなぁ~。 最後がとても気の毒な死に方ちやうんですけども・・・
ネタバレですけど、銀河は目出度く正妃の座に着くことになるります。 銀河の反応が素直で可愛いんですよ(笑)
こんなに面白くなっちゃったけど、どうやって収拾つけるんだ?と思っていましたが、とてもシビアなラストで思わず涙・・・。
ラストエンペラー的なラストでして、だけど今でも読み返してしまう本の一冊です。
