最近、 少子化対策の話をよく見る。
テレビでも、 ネットでも、 政治でも。
でも、 見ていてずっと思う。
「実際に3人以上育てた人の話、 あまり出てこなくない?」
この前、 長男と長電話した。
今21歳。
今度22歳になる。
結婚の話を少し聞いたら、
「等級が上がったら、 2年くらいのうちにはしたいかな」
って言ってた。
これ、 結構リアルだなと思った。
今の若い世代って、 「結婚したくない」 というより、
「責任持てる状態になってから」
なんだと思う。
長男は、
- 奨学金なし
- 就職が早い
- もう数年働いてる
- 貯金がある
- 等級や将来が見えてる
だから、 結婚を現実として考えられてる。
でも、 同級生の多くは、 まだ大学4年。
そこから就職して、 奨学金返済が始まる。
しかも、 相手も大学卒なら、 二人で奨学金。
それ、 現実かなり重いよね。
少子化って、 「子ども欲しくない」 だけじゃない気がする。
むしろ、
「人生設計できるか」
の方が大きい。
給料。
奨学金。
家賃。
車。
将来見通し。
そこが見えないと、 結婚も、 子どもも、 後ろにズレていく。
しかも女性には、 出産できる年齢の現実もある。
だから、 タイミングそのものを逃してる感じもする。
あと、 地方の出生率が比較的高いのも、 少し分かる気がする。
地方は給料低い。
でも、
- 実家
- 家
- 地域
- 生活コスト
- 人生の見通し
まだ、 “生活の形” が見えやすい。
逆に都市部は、 便利だけど、 人生コストが高すぎる。
あと、 正直に言うと、 子育てって、 綺麗ごとじゃない。
もう、 ほとんど犠牲だと思う。
時間。
金。
自由。
体力。
精神力。
全部削る。
特に3人になると、 生活構造そのものが変わる。
だから、 テレビとかネットで、
「子どもは宝です」
みたいな綺麗な話だけされると、 なんか違うなと思う。
現実は、 もっと重い。
もっと現場。
しかも、 子どもって、 将来、 社会を支える側になる。
納税して、 働いて、 社会保障を回す。
そう考えると、 子育て家庭って、 かなり社会を支えてる側でもある。
もちろん、 子どもを持たない人を否定したいわけじゃない。
色んな事情もある。
でも、 実際に長期間、 複数育てた家庭の経験とか、 負担感とか、 現実感って、
もっと少子化議論の中心にいてもいい
気はする。
少子化対策って、 「産んだ後」 も大事なんだけど、
本当に必要なのは、
“人生設計を組める社会”
なんじゃないかなと思う。