息子の最後の体育祭を見ながら、
ずっと考えていた。
「時代、変わったな…」
自分の中学時代。
全校生徒は1000人くらいいた。
1団330人。
自分は応援団長だった。
あの頃の体育祭って、
今思えば、 “学校全体で本気になってた” 感じがあった。
ひな壇。
声。
気迫。
団ごとのプライド。
正直、怖いくらい熱かった。
「勝つぞ」 じゃなく、
「負けたくない」 が前に出てた。
今みたいに“見せる”というより、
“ぶつける応援”だった。
でも、 今の息子の学校を見ると、 空気が全然違う。
全校生徒数は、
昔の“1団分”くらい。
応援も、 ダンス中心。
もちろん、 みんな一生懸命やってる。
そこは分かる。
ただ、 自分の中では、
「体育祭」というより、
“発表会”に近くなった感じ
が少しした。
昔は、 学校全体が燃えてた。
今は、 効率化の時代。
- 午前中開催
- 弁当文化消滅
- 時短
- 安全重視
- 負担軽減
たぶん、 全部“正しい”。
先生たちの働き方もある。
暑さの問題もある。
保護者の負担もある。
時代的に、 そうなるのも分かる。
けど、 なんだろう。
「学校全体で何かを燃やす」
あの感じ。
団の誇りとか、 空気の圧とか、 気迫とか。
そういうものは、 少しずつ消えていってる気がした。
別に、 昔が正しいとは思わない。
昔は昔で、 無茶も多かった。
今の子たちの感性も、 今の時代の形なんだと思う。
でも、 息子の最後の体育祭を見ながら、 少しだけ寂しかった。
効率化されて、 安全になって、 スマートになった。
その代わりに、
“熱量”
みたいなものは、 少し置いてきたのかもしれない。
これって、 体育祭だけの話なんだろうか。