「ついてこないで!」
下で見守ってて貰いたいらしい。
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「ついて来ないで」という言葉を覚え、かつ使えているというだけでも「天才!」と思う程度の親バカではあるが、同時に気づいたのはこういった「否定形のお願いは子供にでも出来る」ということ。
「走らないで」
「こぼさないで」
お願いされる立場になるとわかるが、この「否定形のお願い」は、その打開策を自力で考えなければならない。
下で見守ろうとか、写真を撮ろうとか。
無論、言葉や会話を知り始めている子供が相手ならばそれで十分。
ただ、同じ事を大人がするのはどうかと思うのだ。
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否定形のお願いは、叶いにくい。
【ピンク色のキリン、想像しないでください】
いやいや、無理でしょ。
これは子供と接しているとよく実感する。
わかりやすいのは「転ばないで」で、
「いやいや、転ぶっていうイメージを先に植えつけてどないすんねん」と。
ならば「歩いてね」とか「前を向いてね」といった、最初から肯定的なイメージを渡すべきで。
だからレッスンをしていても、例えば「人差し指で押さえないで」ではなく「中指使えば後が楽だよ」といった言い方をしようと心がけている。
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Bun (ブン) プロフィール
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