限られた時間ならば文字通り「身につける」方に時間を割く方がいいからです。
なので例えば初心者の方には、どれだけゆっくりでも構わないので
ドレミファソラシド
レミファソラシドレ・・
というように、同じ音階の1オクターブでも、スタート地点を変えて往復していくということをやって頂いてます。
ここで例えば、
「どうしてシとドの間やミとファの間には半音の音階がないの?」
「ドレミファソラシドが全て同じ間隔で配置されていたら覚えやすいのに」
みたいな疑問が出てくる時があります。僕も昔そうでした。
これは「なぜ【あ】の次は【い】なの?」とか、
英検3級で「なぜmoostは使われなくなったのか」とかが必要無いみたいな事です。
確かに詳しく調べていくと答えに行き着く。
でも「今の時点で」大切なのは「指がフォーメーション通りにスムーズに動くようになること」です。
確かに疑問や興味を持つことはとても大切です。
ただ、結果として回り道になる事がある。
故に「そういうものなんだ」と覚えてしまった方が楽かもねという、ある意味では「物分かりの良さ」が必要なシチュエーションです。
ならばmoostはさて置きまずmustだけ覚えてればOK。
「じゃあ何が暗記必須で、何が後回しでいいの?」という所だけど、
究極、暗記していくべき優先順位を教える事がレッスンなのかなと考えています。
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Bun (ブン) プロフィール
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