「介良事件」、散歩。 | basser-t-0407さんのブログ

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こんばんは。


GW後半は真夏のようですね。暑くなったり寒くなったり気温の乱高下のせいか、頭の重さが解消されない者です。


さてさて、よしゃあいいのにやっぱり見続けている、テレ東の「世界が騒然!本当にあった㊙︎衝撃ファイル」、そしてフジの「世界の何だコレ⁈ミステリー」(ここんとこTBSの「ワールド極限ミステリー」は鳴りを潜めてますね。「メキシコ議会の宇宙人ミイラ」で見事にかつがれちゃったから自粛?んなこたないな、TBSだもの)。


ええ、去年の11月以後も先週までしっかり追っかけてます(直近のは録画はしたものの未見)。既にオイラ突っ込む気力は失せており、だからブログネタにもしていなかったのですが。誰も待ってないし(笑)。


でもってとんでもなく古くなっちゃって恐縮ですが、昨年11月20日の「㊙︎衝撃ファイル」。UFO目撃多発地帯として四国・高知を取り上げた際、その中で遂にあの介良事件(1972年)を紹介していたので、こりゃ触れとかなきゃ、と今更ながら。


「介良事件」というのは、高知県介良町に住む当時の中学生たちが、田圃の中で「小型ユーフォー」を捕え、中学生のうちのひとりの家に持ち帰ったが忽然と消え、後日また田圃で発見し捕えたが、またリュックの中から姿を消し、てなことを繰り返した末、学校の理科の教師に見せようと運ぶ途中で消えたのを最後に二度と現れなかった、とかいうもの。当時は全国的に有名になった事件で、日テレの木曜スペシャルでも、再現映像を流し「事実」という前提で盛り上げていた(小学生が「宇宙人」に肩を掴まれたという「甲府事件」と並び、当時日本で起きた二大事件だった)。

(この画像は番組からではなくネットからm(_ _)m)

「中学生たちの話を大人は信じなかった」っていうんだけど、なぜかその「ユーフォー」を実際に見た大人はいない。今回、半世紀前の出来事について証言した宮司は、直接関わった当時の中学生ではなく、その周囲で話を聞いていた同窓生かなにかである。

実はこの事件、発生から30年ほど後にその「背景」がメディアで報じられていた。

当時介良町では、大規模な開発が入るの入らないので地元住民が賛成派と反対派の二つに割れる騒ぎになっていて、件の中学生たちは反対派の農家の子供たちだったというのである。捕えた小型ユーフォーは「鋳物の灰皿のようだった」とされているが、介良町に隣接する町には鋳物の工場があり、主な製品は灰皿だった、と。この「ユーフォー騒動」が功を奏したのかどうかは分からないが、大規模開発の計画は立ち消えになった、とも。

(この画像もネットから)

その「背景」を追った20年前のルポの記者は、当事者であるかつての中学生たち(取材当時は40代半ば)を訪ねたが、「もうええやんか」と誰も取材に応じなかったのだという。おそらく今回のテレ東の取材に対しても対応は同様だったと推測される。

いずれにしても、もし狙って起こした騒動だとすれば、まんまと中学生にしてやられたということになる。大人も、大人が仕切っているはずのメディアも(いや、メディアは無責任に煽った確信犯かもね)。


…今年に入って1月30日の「㊙︎衝撃ファイル〜UMA&凶悪事件」は、希釈した既出ネタ爆発。いうたらアラスカ特集で、「謎の巨大生物」に「川に浮かぶ数珠繋ぎのゴミ」をくっつけ、続く「ビッグフット」までで1時間以上引っ張った。

その中、ビッグフット「追跡」に流れる「SWATのテーマ」(脱力)。何でファーストネームだけでフレンドリーに証言者を紹介する?フルネームで示さないだけで胡散臭さ増し増しである。「未確認生物研究家のナントカ博士」って、何の博士号を取った人なんだろ?ドクター中松のような香りがしちゃうぜ。

ビッグフットが仕留めた(と主張したい)犬の骨が何故かきちんと並んでいる(ビッグフットが並べたと言いたいらしい)、って、手を加えられてない死骸が白骨化したからこそ、きれいに並んでいるんでしょうが。バカちんが!

「足跡」を指差して「60cmもある」とか言ってるけど、足がそんなにデカかったら、身長はどんだけ〜(by IKKOさん)なんだか。セメントかなんかで写し取った足型を恭しく見せてたけど、えっらく扁平足で、指まで平たいってぇのが…。でもってそれについて生物学者とかの分析はなし。

このあと番組は、例によって凶悪な殺人事件のルポになだれ込んで行くのだった…やれやれ。




GW前半、ポンコツぢぢぃとはいえあまりに運動不足なので、カミさんと近所を散歩。職場周辺同様、田圃の中の畦道がメインです。


スタートは半世紀前に開発の入った住宅地に沿った道から、とはいえ元々畑だったエリアで、家庭菜園として残る区画もちらほら。

↑花にはまるで疎いオイラですが、最近憶えました。完全に陸に生えているのはアヤメでし(湿っぽい水辺に生えるのがカキツバタ、根元が水中にあるのがショウブなのだそう)。

…田圃の中の道へ。

↑シロツメクサの蜜を吸うヤマトシジミ。

↑昼下がりに咲いてたからヒルガオですよね、きっと。

↑シラサギ(コサギ)。彼ら、トラクターが田をうなってるとそのすぐ後ろを付いて歩いて、出て来たカエルか何かを狙ってるのね。トラクター(とその運転手)が自分たちに危害を加えないことをちゃんと知っている。写真撮るためにオイラがちょっと近付くと逃げるくせに(笑)。

あ、「うなう」というのは「耕す」という意味で、千葉の方言らしいことはごくごく最近知りました。ずううぅ〜っと普通に使ってたよ〜。

↑カミさんが撮ったお取込み(交尾)中のモンシロチョウ。しっかり次の世代を残してちょうだい。

家の近くの畑の脇、なぜか地表に出て来ちゃってたスズメガと思しきサナギ。あとでググったらセスジスズメという種らしい(御存知の方が多いと思いますが、スズメガの多くは繭を作らず地中にもぐり、蛹室を拵えてその中で蛹化します)。

枯れ枝を拾ってつついてみたけど動かず(防御反応がない)、もしかしたら生きてないのかもしれないけど、目立たない畑のはじに寄せておきました。


夕方家の外にいると、そろそろ蚊が出て来ましたね。O型で汗臭いオイラはとても蚊に好かれるので、警戒を要する季節の到来です。

型物質を持たないO型は「ピュア」なのだろうなどとかつて解釈していたのですが、実は他の血液型に比べより原始的で植物の体液に近いのだと知ったとき、思いっきりガッカリしましたっけ。


それではまたニコニコ